手軽に作れるチャーハンは、家庭料理の定番ですよね。
でも、フライパンで炒めて作ると、べちゃっとしたり、家族が多いと1回で作れなかったり、後片付けが大変だったり……と、意外と苦労が多いメニューでもあります。
そんなときにおすすめしたいのが、炊飯器で作るチャーハンです!
簡単なのにしっとり&パラパラなチャーハンが作れ、忙しいときでも大助かりです。
今回の記事では「炊飯器で作る絶品チャーハンレシピ」について、管理栄養士が紹介します。
炊飯器で作る絶品チャーハンレシピ
「炊飯器で作るチャーハンっておいしいの?」と思うかもしれませんが、意外にもしっとり&パラパラで、フライパンで作る本格チャーハンに引けを取らないおいしさです!
そもそもチャーハンがべちゃっとしてしまうのは、ご飯の量が多すぎて炒める時間が長くなることや、火力の弱さ、油が少ないことなどが原因です。
炊飯器で作るチャーハンは、炒めないのでべたつきにくく、油を使うのでパラパラに仕上がります。特にまとめてたくさん作りたいときは、炊飯器で作る方が放置で楽&おいしく仕上がるのでおすすめです。
それでは早速、作り方を紹介します!
「炊飯器チャーハン」のおいしい作り方
<材料(作りやすい分量)>
米…2合
ハム(または焼き豚やウインナー)…4枚
長ネギ…1/2本
●鶏がらスープの素…小さじ4
●ごま油…小さじ4
●オイスターソース(またはしょうゆ)…小さじ1
●こしょう…少々
卵…2個
小ねぎ…適量
※1合で作る場合は半量に、3合で作る場合は1.5倍量にしてください。
1.米を研ぐ。ハムは1cm幅に切る。長ネギはみじん切りにする。
先に米を研いでおくことで、米が水を吸い炊き上がったときに芯ができにくくなります。
2.炊飯釜に米、●の調味料を加えてから、2合の目盛りよりやや少なめのところまで水を注ぐ。
2合の目盛りの少し下になるように水加減しましょう。
3.2の上にハムと長ネギをのせて、炊飯する。
ハムと長ネギを載せたら、混ぜずにそのまま炊飯してください。
4.炊けたら溶きほぐした卵を回し入れてフタをして、5分蒸らす。
ご飯を混ぜる前に卵を入れて、混ぜずにフタをして蒸らしましょう。
5.しゃもじで切るように混ぜて器に盛り、小口切りにした小ねぎを散らす。
5分後。卵が生っぽいところがありますが、混ぜているうちに火が通ります。
炊飯後に時間が経つと温度が下がり、卵が固まりにくくなってしまうため、その場合は卵を入れたあとに再加熱ボタンを押しましょう。
炊飯器でチャーハンを作る際の失敗しないコツ
炊飯器でチャーハンを作る際に、べちゃべちゃになったり芯が残ったりする失敗をしないよう、コツを詳しくお伝えします。
米は先に研ぐ
具材を切る前に米を研いでおくことで、米が水を吸って、炊き上がりに芯が残るのを防ぎます。
時間があれば、15~30分ほど浸水させておくと、さらに失敗しにくくなります。
調味料を入れてしまうと米が水を吸わなくなってしまうため、調味料を入れる前に浸水させるようにしましょう。
油は減らさない
米2合に対し、ごま油を小さじ4杯ほど使っており、多いように思うかもしれませんが、分量を減らすのはNGです。
油が米粒をコーティングして、パラパラに仕上げてくれる役割があるからです。
減らしてしまうとべちゃっとすることがあるため、レシピの分量を守って作ってみてください。
水加減は慎重に
水加減を適当にしてしまうと、べちゃっとしたり、硬くなったりと失敗の原因となります。
ポイントは、2合の目盛りよりやや少なめに水加減することです。少しずつ水を入れて、慎重に水加減をしましょう。
配信: トクバイニュース