中国の発酵調味料「豆豉」の使い方&料理のコクが増すお手軽レシピ3選

中国の発酵調味料「豆豉」の使い方&料理のコクが増すお手軽レシピ3選

ふっくらおいしい「白身魚の豆豉蒸し」


豆豉は蒸し料理にもぴったり。タイやスズキ、タラなどの白身魚に調味料を振りかけ、せいろで蒸せばOK!
ふっくらと蒸し上がった魚に、豆豉のまろやかな塩気がよく合います。下に敷いたキャベツが魚や豆豉の旨味を受け止めてくれるので、おいしさを余すことなく堪能できますよ。

材料(2人分/21cmのせいろ1段分)


  • 白身魚 2切れ(約150g/今回はタイを使用)
  • キャベツ 120g
  • 長ネギ 20g(7cm程度)

<調味料A>

  • 豆豉(みじん切り) 大さじ1
  • 醤油 小さじ2
  • 酒 小さじ2
  • しょうが(すりおろし) 小さじ1/2
  • にんにく(すりおろし) 小さじ1/2

<仕上げ>

  • ごま油(またはラー油) 小さじ1

作り方

タイは塩ひとつまみ(分量外)を振って10分ほど置き、水気を拭き取ります。


せいろはよく濡らしておきます。せいろからはみ出る大きさにクッキングシートを切り、2枚重ねて敷き詰めます。鍋に7割ほど水を入れ、沸騰させておきます。


キャベツは食べやすい大きさに切ります。長ネギは細く切り、水にさらしておきます。


<調味料A>を小さなボウルに入れて混ぜ合わせます。せいろにキャベツを敷き、タイを並べて全体に調味料をかけます。


鍋にせいろを置き、フタをして、中火で約8分蒸します。(写真では鍋とせいろの間に蒸し板を置いています)


フタを開けての長ネギをトッピングし、さらに2~3分程度蒸します。仕上げにごま油(ラー油)をかけたら完成です。


コクが増してごはんが進む!豆豉入り「麻婆豆腐」


中華料理の定番「麻婆豆腐」。豆豉を加えることでコクが増し、本格的な味わいになります。

材料(2人分)


  • 木綿豆腐 1丁(350g)
  • 豚ひき肉 100g
  • 長ネギ(みじん切り) 1/2本
  • サラダ油 小さじ1
  • 水溶き片栗粉 片栗粉大さじ1+水大さじ1.5
  • 鶏ガラスープの素 小さじ1
  • お湯 150ml

<調味料A>

  • しょうが(すりおろし) 小さじ1/2
  • にんにく(すりおろし) 小さじ1/2
  • 豆板醤 小さじ1

<調味料B>

  • 豆豉(みじん切り) 大さじ1
  • 酒 大さじ1
  • 甜麺醤 小さじ1

<仕上げ>

  • 花椒 適量
  • ラー油 適量

作り方

豆腐は2cm程度の角切りにし、お湯で温めておきます。グラグラと煮立たせると豆腐が崩れてしまうので、沸騰後のお湯に入れたら火を止めてしまってOK。工程の前にザルで水切りしておきます。


フライパンにサラダ油をひき、<調味料A>を入れます。弱火で炒めて香りが出てきたら、豚ひき肉を入れて中火にし、色が変わるまで炒めます。


<調味料B>を入れ、豚ひき肉とよく絡めます。お湯で溶いた鶏ガラスープの素と水切りした豆腐を入れ、中火で2~3分煮ます。時々、豆腐にタレをかけてなじませましょう。


長ネギと水溶き片栗粉を加え、弱火で2~3分ゆっくり混ぜながら煮ます。仕上げに花椒とラー油をお好みでかけたら完成です。


コツ&アレンジ

絹豆腐は崩れやすいので、今回は木綿豆腐を使っています。お肉は豚ひき肉以外にも、牛や合いびきでも。トロリと甘い長ネギの味わいがお好みでしたら、長ネギは工程で加えてください。

炒め物に、和え物に!「豆豉」で定番料理をランクアップ!


使ったことがない調味料は、「いざ買っても使い切れるだろうか」と不安になることがありますよね。でも豆豉なら大丈夫!中華料理はもちろん、幅広い料理に使えます。いつもの野菜炒めにサッと加えるだけでもひと味違ったおいしさになりますよ。ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

関連記事:

配信元

hitotema
hitotema
「いつものくらしに、ひとてまかける。」がコンセプト。 伊藤忠エネクス運営のwebメディア「hitotema」です。 お金と時間には限りがあるけど、節約や時短ばかりじゃつまらない。 専門家ライターと食いしん坊な編集部が、日々の生活を彩る情報を届けています。
「いつものくらしに、ひとてまかける。」がコンセプト。 伊藤忠エネクス運営のwebメディア「hitotema」です。 お金と時間には限りがあるけど、節約や時短ばかりじゃつまらない。 専門家ライターと食いしん坊な編集部が、日々の生活を彩る情報を届けています。