A子の母親が危篤状態のとき、心配してきてくれた義両親。しかし2人は病室から出るととんでもないことを言い出しました。それを病室で聞いていた看護師さんが一喝! 看護師さんに救われたA子の話をご紹介します。
母が危篤状態になる
A子の母親は心不全で入院をしていました。
お見舞いにいくたびに弱っていく母親を心配していたA子。
同じ敷地内に住む義父母も、とても心配してくれていました。
「家のことは心配しないで、お母さんの傍にいてあげてね」
「何かあったら、すぐに知らせて。A子さんの力になりたいの」
義母は、そんな優しい言葉をいつもA子にかけてくれていました。
そんなある日、病院から母が危篤だと知らせが入ります。
義父母が病院までくる
A子は、義両親に母親が危篤状態だと告げ、病院に走りました。
病室に入ると、母親は目を閉じすでに昏睡状態だったそうです。
主治医の先生は「会わせたい人がいらっしゃるなら、連絡をしてください」
とA子に告げました。
A子は一番先に義両親に電話を入れました。
「お義母さん、先生が……」
そこまで言うと言葉に詰まってしまい泣き崩れたそうです。
すぐに義両親が病院まできてくれ、A子は不安な気持ちが少し軽くなり
義母に泣きついたといいます。
義母はA子の背中を優しくさすってくれました。
しかしその後、A子は義父母の本当の正体を知ってしまいます。
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