秋の乾燥肌の3つの原因とは?
肌の乾燥により毛穴が開いたり、小じわやお肌のハリが失われたりと肌トラブルへと繋がります。それが実年齢より老けてみえる原因に…。
【夏の紫外線】
夏の強い紫外線を浴びた肌は、肌のバリア機能を低下させ、水分が浸透しずらい乾燥肌の状態になると言われています。改善しないまま乾燥する秋を迎え、新しく肌の生まれ変わるターンオーバーも乱れて角質層が厚くなり、肌の潤いが衰え、更に乾燥肌が進む原因になると言われています。
【気温の低下による冷え】
冬に向かうにつれて日に日に気温が低下し、身体も冷え、血行不良を起こしやすくなります。血行不良になると肌に大切な栄養が届かず新陳代謝が低下し、乾燥肌が進む原因と言われています。
【湿度の低下による肌の皮脂量と水分の低下】
気温の低下とともに湿度も低下、空気が乾燥してきます。乾燥により皮脂分泌の低下、水分が蒸発しやすい状態になります。更に暖房の温風などが乾燥肌を加速させる原因となります。
身体の内側から潤い肌をつくる3つの栄養素と食材
乾燥肌のケアは化粧品など外側からの保湿ケアを思い浮かべますが、食べ物で身体の内側からのケアも大切です。乾燥肌を改善する栄養素を摂り、身体の代謝をよくし、お肌に潤いを与えましょう。
【タンパク質】
タンパク質は皮膚を作ります。肌のハリやツヤ、みずみずしさを保つ役割のコラーゲンはタンパク質のひとつです。タンパク質を摂ることが肌の新陳代謝を進め、肌の再生を促す効果が期待できます。
◆タンパク質が多く含まれる食材
大豆、納豆、豆腐、おからなどの大豆製品(植物性タンパク質)
【ビタミンA(βカロチン)】
ビタミンAは皮膚の粘膜を強くします。肌の潤いを保ち、乾燥から肌を守るそう。緑黄色野菜に含まれるβカロチンが肌や細胞膜を健康に保ち、潤い肌を作る働きがあると言われています。
◆ビタミンA(βカロチン)が多く含まれる食材
ほうれん草、かぼちゃ、人参などの緑黄色野菜
【セラミド】
セラミドは、皮膚の角質層に存在する細胞間脂質のひとつです。肌の水分量を保持したり、外部からの刺激に対してバリア機能を改善する効果が期待できます。
◆セラミドが多く含まれる食材
こんにゃく、ひじき、黒豆、ワカメなどの黒色の食材
いかがでしたか?私たちの肌は、食べた物でできています。これから更に乾燥する冬に向けて、化粧品だけに頼らず、栄養バランスのよい食事で身体の内側から潤いましょう!