(C)Rei Kakyouin 2023
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無性愛であり、体は女性で心は男性という性別不合を持ち合わせている著者・華京院さん。幼少期は明るい女の子を演じていましたが、成長するにつれて違和感が大きくなったといいます。そして、現在は男性ホルモンを打ったうえでXジェンダーとして生活しているそう。
そんな華京院さんは精子バンクを利用し娘を授かります。ただ精一杯に娘を愛し育てることに、性別は関係ないと考えていることがわかります。
自分が納得できる答えを見つけたい
幼少期は自分を偽っていた華京院さんでしたが、ある時からありのままの自分で生きていくことを決めました。自分を偽ることは苦しかったことでしょう。さまざまな障壁がありつつも、自然でいることを選んだ華京院さんの勇気に驚かされます。
精子バンクで精子提供を受けて母になるという選択の先には、子育てがありますよね。不安なこともあったと想像できますが、親子ともに笑顔の姿を見ると、現在はとても幸せである様子が読み取れます。自身を抑えこまず、自分にとっての幸せを追求している華京院さん。人生は1度きりなのですから、自分が納得できる道を生きていくことで、幸せを見つけることができるのかもしれませんね。
『精子バンクで出産しました!アセクシュアルな私、選択的シングルマザーになる』電子書籍も好評発売中!
精子バンクで出産しました!アセクシュアルな私、選択的シングルマザーになる
¥1,210〜(楽天市場)
出版社:KADOKAWA 原案:華京院レイ 作画:上村秀子
アセクシャルで被虐待児の私が、精子バンクで出産して愛する家族を持つまでを綴るコミックエッセイ
幼い頃からの性別への違和感、恋愛・性的感情への無関心と戸惑い、母からの虐待……。さまざまな経験をした末に「家族がほしい」と望んだ著者が選んだ、「精子バンクでの出産」という選択。迷い、悩んだけれど、それでも私は「父」でも「母」でもなく、ただ「親」としてこの子を愛したい。笑いあり、涙ありの、精子バンクでの出産を描いたノンフィクションコミックエッセイ。
原作:華京院レイ
作画:上村秀子
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記事作成: こびと
(配信元: ママリ)
配信: ママリ
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