以前起きた芸能人同士の不倫騒動では、LINEのやり取りが雑誌に載るという、驚きの事態が起こった。ネット上では一時期、「男性の妻がロックを解除した」なんて囁かれていたけど、そもそもパートナーのスマホのロックを解除できる夫婦はどれほどいるものなのだろうか？ 配偶者がスマホを持っている既婚男女206人にアンケートを行った（協力：ファストアスク）。
■パートナーのスマホのロックを解除できる？
・ロックを解除できる 33.5％
・ロックを解除できない 34.9％
・パートナーはロックをかけていない 31.6％
「ロックを解除できる」が約3割。「ロックをかけていない」を合わせた、いわば“配偶者のスマホが見られる人”は65.1％に上る。過半数が相手のスマホを見られる状況にあるとは驚きだ。「ロックを解除できる」人たちは、なにをきっかけに解除方法を知ったのだろうか？
回答者69人に聞いたところ、多かったのが「教えてくれた」（36歳・女性）など、本人から聞いたというパターン。また、「購入時に一緒に設定したから」（36歳・男性）、「自分が設定してあげたから」（38歳・男性）などの回答も。つまり、自ら望んで解除方法を知ったわけではないという人が多いようだ。
さらに「解除できて良かったこと」を聞いてみると、大半が「特になし」と回答したが、「代わりに振込手続きが出来たこと」（39歳・男性）、「スマホを借りられる」（32歳・男性）のほか、なかには「浮気をしていないから安心した」（38歳・男性）というコメントも。利点ももちろんあるようだが、プライベートに干渉してほしくない人にはちょっとツライ状態かも。
一方、ロックを解除できない72人にも「解除できなくて困ったこと」を聞いたが、こちらも同じく大半は「特になし」という答え。ただ、「本人が急病になったときにまわりへ連絡できなかった」（33歳・女性）という体験談もあった。
急病や事故などの“もしも”のときは突然訪れる。プライバシーにかかわることだけに、一概には言えないが、そんな時のためにパスコードを共有することも選択肢のひとつといえるだろう。これを機に、夫婦で話し合ってみては？
（河島マリオ）
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