埼玉・川越氷川神社の「縁むすび風鈴2023」が今年も開催!境内を約1500個の江戸風鈴が彩り、夜にはライトアップも

埼玉・川越氷川神社の「縁むすび風鈴2023」が今年も開催!境内を約1500個の江戸風鈴が彩り、夜にはライトアップも

2023年の夏の注目イベントはコレ! 2023年7月1日(土)から9月3日(日)には、夏の祭事「川越氷川神社 縁むすび風鈴」が開催。境内には約1500個もの色とりどりの江戸風鈴を飾った「風鈴回廊」が登場。夜になるとライトアップも。

風鈴の涼やかな音色に思いを込めて。1500個のカラフルな江戸風鈴が境内を美しく彩る

“家族円満の神さま”、“夫婦円満・縁結びの神様”として長くから信仰されている「川越氷川神社」。良縁のご利益があるということで、訪れたことがある人もいるのでは? 平成26年にスタートした「川越氷川神社 縁むすび風鈴」も人気で、毎年恒例の夏の祭事に。

見どころは、境内に約1500個の江戸風鈴を飾り付けた「風鈴回廊」。赤、青、緑、黄色…など色鮮やかな見た目と優しい音色が相まって、思い出に残るような美しい光景が広がる。これらの風鈴は、「川越氷川神社」のために奉納されたもので一つひとつ職人による手作り。色や形といった表情も音色も異なるそうで、思わずじっくり観賞してしまいそう。

この特別な風鈴は頒布も行われ、ネーミングも色合いもかわいらしい空色、恋色を含む、9色がラインナップ予定。時期によって頒布される風鈴の色は変わるので、社務所の軒をチェックしてみて。

ちなみに、昔の日本人は「風が人の想いを運んでくれる」と信じていたことから、「風鈴の音が風に乗り、縁むすびの神様へ届き、良いご縁が運ばれますように」という想いが、この祭事には込められているのだそう。期間中にお頒かちされる「願いごと短冊」は、境内に飾られた風鈴に短冊を掛けることができるというもの。心を込めて短冊に願いを書けば、風鈴の音が風に乗って、神様の元へと届くはず。

※江戸風鈴の頒布は社務所にて、9時?19時(土日祝は19時30分まで)
※願いごと短冊のお頒かちは社務所にて、9時?19時(土日祝は19時30分まで)、初穂料300円

水面、ガラスがきらめく幻想的な景色。小川と風鈴回廊の神秘的なライトアップ

「川越氷川神社 縁むすび風鈴」は、夕方以降もお楽しみが! 18時30分から20時にかけて、境内の小川の底に光を灯す「光る川」を開催。もともと「川越氷川神社」は古墳時代に創建されたと伝えられ、文書に残っている創建由緒を読み解くと”川と光“から生まれた神社なのだとか。このライトアップはまさにその伝えを想起させる幻想的な光景で、ほのかな光に照らされきらきらと輝く小川は神秘的。

さらに先ほど紹介した「風鈴回廊」は、18時頃よりライトアップが施される。明かりに照らされた風鈴の本体部分であるガラスが色彩豊かに輝き、日中の爽やかな景色とは一転、ロマンティックな空間に様変わり。大切な人と一緒に、神聖な場所で催される美しいライトアップに胸をときめかせて。

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