兵庫県姫路市「歩いて巡る世界遺産のまち」
画像/蒲田商店
JR姫路駅を北へ出ると、正面にそびえる姫路城。世界遺産であり、400年以上の歴史を持つシンボルのお膝元には、「古くて新しくてユニーク」な取り組みやお店がそこかしこに生まれています。
駅の西側に広がる、昭和レトロな「旧市エリア」の荒物屋さんを始め、古きを受け継ぎつつ再構築しながら育つ新しい姫路。寄り道が楽しいので、お城帰りにぜひ散策してみてください!(生粋の姫路っ子 野村さんより)
拝啓、野村さんへ
近畿に続き、早いもので東京も梅雨入り。蒸し蒸しとした日が続きますね。
さて、行ってきました姫路。駅で目にした姫路城口の案内板に、駅を出てすぐに飛び込んでくる雄大な姿。〝白鷺城〟の呼び名にふさわしいまばゆい白さにも、カメラロールが溢れるほど感動したのですが、「日常すぎてもはや当たり前」という、姫路っ子のクールなひと言に、城だけじゃないんだな!?と期待が膨らみました。
城下町というと、お城に続くメインストリートにお土産店がずらり、そんな印象だったのですが、控え目で穏やかな姫路っ子よろしく、姫路は路地裏こそが面白い。なにが面白いかって、駅からお城までの徒歩20分圏内(レンタサイクル「姫ちゃり」が便利。ネーミングもいい)に、街の止まり木のような、居心地のいいサードプレイス候補がいっぱいあるところ。愛用したい道具が揃う荒物屋さんに、古民家リノベのコーヒー店、元喫茶店のレザー工房。どのお店も歴史ある姫路の街への敬意と深い愛が感じられて、不思議と長居しちゃう…。「姫路Uターンが多い」説にも納得。帰ってきたくなる街でした。 敬具
編集部が現地で訪ねた、兵庫県姫路市のいいところ
配信: OZmall