スマホ内の写真や着信・メール履歴から浮気が発覚して修羅場に…。よくある話だが、スマホのデータではなくスマホにまつわる行動から、浮気の兆候を見つける方法はないものか。浮気・不倫調査に定評のある探偵社HALの広報担当者に話を聞いてみた。
「私たちの調査経験を振り返ると、確かに浮気がバレる“材料”はスマホに多く含まれます。この材料を集めるきっかけは、相手の日常の言動に不審な点を感じたパートナーが、『もしかして浮気しているのでは?』と疑念を抱くところから始まります。そこで、相手の行動観察から『怪しいな』と確信し、スマホをチェックして証拠を探るといった流れで、浮気が“バレる”のです」
突然、スマホ行動を見て「何かがおかしい」→「浮気しているのでは?」となるわけではなく、あくまでそれ以外の、日常生活における行動から違和感をおぼえ、スマホに行き着くようだ。
では、その浮気を疑い始めた時にチェックすべき、怪しい「スマホ行動」とはなんなのか、10個教えてもらった。
浮気が発覚するスマホ行動10(監修: 探偵社HAL)
1、トイレやお風呂にまでスマホを持ち込む
2、就寝時に相手に見つからないところにスマホを隠す
3、目の前で電話に出ようとしない
4、現在使用していないスマホを取り出して操作している
5、スマホに触ったり、借りようとしたりすると極端に嫌がる
6、二重ロックをかけている
7、チャットアプリを複数インストールしている
8、普段とは違う着信音にだけ敏感に反応する
9、自分からの電話に対応しなくなり、たとえ出ても受け答えの声が小さい
10、スマホを伏せて置くようになった
以下、一部の項目について解説していきたい。
1・2については「常にスマホを肌身離さない状態になるのが特徴です。特に、以前はテーブルにスマホを置きっぱなしにしていた相手が、片時もスマホを手放さなくなったなど、変化が顕著な場合は、注意が必要です。過去の調査では、就寝時に枕カバー内にスマホを隠して、パートナーにスマホを覗き見されないよう、厳重警戒している人もいました」。
4については「浮気の証拠として、古いスマホに残ったメールやLINEの履歴が挙げられます。そのため、機種変更後に相手が昔のスマホを持ち出して、あれこれ設定をイジっている場合は、やましいデータを削除している可能性も」。
6・7については「スマホにロックをかけるのは常識ですが、加えてLINEなどのチャットアプリにもロックをかけて、浮気相手とのやりとりを見られないようにしている状態のことです。相手の指の動きを見て、パスワードをこまめに変えているようであれば、浮気の可能性があります」。また、自分とのやりとりでは使っていないチャットアプリをインストールしている場合、そのチャットアプリは「浮気用」として使っていることも考えられるという。
同社によると、浮気がバレる行動には意外と“変わり種”はなく、じっくり見ていると何らかの兆候を読み取れるものが多いという。最近パートナーの行動に違和感を覚える、パートナーが何か不穏な動きをしている…という人は、上記のリストを参考に相手の行動を観察してみてはいかがだろうか。
(池田園子)