スマホ破損防止に!チェックリスト8

スマホ破損防止に!チェックリスト8

第40回 インターネットメディア「STANDBY」
世の中を切り取るインターネットメディア「STANDBY」。今やなくてはならない存在のスマホ。もしも破損してしまったら?スマホの修理サービスを提供する「スマホステーション」代表取締役・猿谷吉行さんにお話と対策をきいてみた。
「ケーブルが引っかかったり、コネクタを損傷したりすることがあるため、充電中の使用も避けて」と猿谷さん
「ケーブルが引っかかったり、コネクタを損傷したりすることがあるため、充電中の使用も避けて」と猿谷さん

今やいつでもどこでも一緒のスマホ。不注意で壊してしまう人も少なくないが、破損すると不都合が多いだけに、壊れないよう対策を施しておきたいところ。そこでスマホの修理サービスを提供する「スマホステーション」代表取締役・猿谷吉行さんに、スマホを破損させないための心得について聞いた。

猿谷さんによれば「スマホの破損要因として最もよく聞くのは落下ですね。けれど、初回の落下で破損するケースは少なく、例えば『それまでの落下に比べて低い位置から落とした』『衝撃は少ないように感じた』のに、液晶画面が割れてしまったという声が多いんです」とのこと。

一度落として大丈夫だと、つい油断してしまいがちだが、スマホ画面は意外ともろいので要注意だ。そのため、対策を講じる必要があるというが、できるだけ落とさないようにするには何をすればいいのだろうか?

「まずスマホの落下を避けるためには、手から滑り落ちないような工夫をする必要があります。シリコンやTPU、革など滑りにくい素材のスマホケースを使ったり、端末の背面に取りつけるタイプのリングやストラップを取りつけたりするとよいでしょう」(猿谷さん、以下同)

とはいえ、落としてしまったときのことを考えると心もとない…。他の対策は?

「万が一落としても割れないようにするには、防水&耐ショックケースを利用するとよいでしょう。10mの高さから落としても、スマホ本体を破損から守ってくれるケースもあります。ただ、ゴツめなデザインのものが多いので、あまり大きなケースを使いたくない人には、スマホ全体を覆う蓋付きのケースをおすすめします」

各種グッズで対策をしていても、歩きながらスマホを見ていて、人にぶつかって落としてしまった…なんて声も多いとか。他にも「トイレに持ち込んで使用中に落として水没してしまった」「スマホに有線のヘッドホンをつけていたら、鞄から物を取り出す拍子に引っかかって落としてしまった」といった事例もあり、スマホを使う際の行動にも気をつけたいものだ。

一方、意外な形で破損する場面にも注意が必要だ。

「スマホは、圧迫されると液晶が映らなくなる傾向があります。よく聞くのは、お尻のポケットに入れたまま座って壊してしまった、という事例。ほかにも満員電車で胸ポケットや、物が満杯になった鞄に入れていたらスマホが押しつぶされてしまった、といった話も聞きます。スマホを圧迫させない状況作りも必要かもしれませんね」

最後に、スマホ破損を避けるためのチェックリストを作ってもらった。皆さんは何個あてはまるだろうか。

スマホ破損を避ける8のチェックリスト

□保護フィルムをつけている
□シリコンやTPU素材、蓋付きのスマホケースを使用している
□ストラップをつけている
□歩きながらスマホを使わない
□鞄に入れるときは、鍵などの硬い突起物の近くにしまわない
□トイレなどに持ち込まない
□胸ポケットやお尻のポケットなどにしまわない
□無線のヘッドホンを使用する

結果

0個:明日破損してしまう可能性あり。まずは1つでもいいので対策を
1~3個:気を抜くと破損する可能性あり
4~7個:自分流のスマホの使い方をマスターしている。破損の可能性は低いが落下には注意
8個:破損と無縁なスマホマスター

スマホを破損すると修理費がかかったり、データの移し替えが面倒だったり…と困ったことしかない。今日からでもできる対策ばかりなので、試してみてはいかがだろうか。

(池田園子)

スマホステーション
スマートフォンの液晶画面の破損修理やバッテリー交換、データ復旧、各種修理などのサービスを提供する店舗。キャリアでは提供していないOSのアップデートやメール設定、アプリのインストールなどのサービスにも対応。

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STANDBY
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世の中を切り取るインターネットメディア「STANDBY」が配信する記事です。
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