【医師監修】妊娠中に「紅茶」を飲んでも大丈夫?安心して飲めるものは?

【医師監修】妊娠中に「紅茶」を飲んでも大丈夫?安心して飲めるものは?

この記事では妊娠中の紅茶について、医師監修のもと解説します。最近は、カフェインレスの紅茶飲料や茶葉が市販されています。紅茶を楽しみたいけれど、カフェインの摂取量が気になる場合には、カフェインレスの紅茶を選びましょう。

紅茶以外の妊婦さんにおすすめの飲み物

最近は、カフェインレスの紅茶飲料や茶葉が市販されています。紅茶を楽しみたいけれど、カフェインの摂取量が気になる場合には、カフェインレスの紅茶を選びましょう。カフェインを含まない代表的なお茶は、麦茶とルイボスティーです。これらは、妊娠中に安心して飲めるお茶としておすすめです。

カフェインを含まないことが特徴のハーブティーを好む妊婦さんも増えていますが、ハーブもカフェインと同じように、大量に、あるいは濃縮されたものを摂取し続けることで妊婦や赤ちゃんへ思わぬ影響(子宮筋への刺激作用、流産誘発作用など)を及ぼす可能性は否定できません。ハーブティーを飲む場合は、ハーブの効用に注意し、1日2杯程度を限度にしましょう。

まとめ

妊娠中に紅茶を飲めることはわかりましたか。摂取する場合は、1日あたりのカフェインの摂取量を守って、紅茶の味や風味を楽しみながら飲みましょう。

参考:
・産婦人科診療ガイドライン産科編2017
・厚生労働省 食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A
・文部科学省 食品データベース

監修者:医師 三鷹レディースクリニック院長 天神尚子 先生

日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。

著者:助産師 古谷真紀

一般社団法人産前産後ケア推進協会プロジェクトリーダー

大学病院勤務を経て、2015年より現職。妊娠中や産後の女性のココロとカラダの相談、ママパパ&赤ちゃんのちょっと気になるコトに日々応えています。

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