この香ばしさ半端ない…!【玉ねぎ農家直伝】の「オニオンクラッカー」が風味凄すぎな件♪秘訣は飴色玉ねぎ!?

この香ばしさ半端ない…!【玉ねぎ農家直伝】の「オニオンクラッカー」が風味凄すぎな件♪秘訣は飴色玉ねぎ!?

うちでは、お客さんが来たときやホムパで、野菜やおつまみをのせる用のクラッカーをよく使います。だから、クラッカーってあくまでも「脇役」ってイメージだったんですけど、今回玉ねぎ農家に教わったクラッカーは、その常識を覆す一品でした!なんでも、じっくり炒めた飴色玉ねぎを生地に使うことで、もの凄い風味を出すんだとか…。さすが農家さんの発想は違いますね!さっそく作ってお味を確かめてみますよ~♪

捨てないで!「セロリの葉」でジェノベーゼ風・万能ペーストを作ってみた!肉、魚…カレーに合う合う!


今回レシピを教えてくれたのは、愛知県碧南市で農家を営む永井千春さん。
玉ねぎを料理に使う際、風味を最大限に引き出すコツを教えてくれました。

「とにかく玉ねぎをしっかり色づくまで炒めることです!そのひと手間で香ばしさとコクが段違いになります。そして、それをペースト状にすると、カレーやスープなどさまざまな料理に使えます。ペーストを少し多めに作って冷凍しておくのもおすすめです」(永井さん)

なるほど!
それじゃ、さっそくペーストから作っていきましょう♪

料理レベルを格段にアップしてくれる「オニオンペースト」

材料(約100~150g分)
玉ねぎ…1個
サラダ油…適量

※玉ねぎは水分の比較的少ない貯蔵用の品種を用いるのがオススメです。

作り方
1.玉ねぎを薄切りにする。

2.フライパンにサラダ油を熱し、玉ねぎを色づくまで炒める。


このくらいまで色づけばOK。
強火にしてかき混ぜ続ければ焦げもなく早くできます。
焦げるのが不安な方は弱火~中火でじっくりと炒めてみてください。

3.2をフードプロセッサーにかけ、ペースト状にすれば完成。


おお~!香りがすごい!

冷凍するときはジップ付きの袋に入れて薄くしておきます。
筋をつけておくと、解凍なしでパキパキ折って使えるので便利です◎

これがあれば色々な料理に使うことが出来て便利ですね!

今回のクラッカー用には50g使います♪

それではいよいよ本命のクラッカー作り♪
究極のオニオンクラッカー作っちゃいましょう!

玉ねぎの旨味がガツンとくる!「オニオンクラッカー」

材料(約16枚分)
〔 A 〕
玉ねぎペースト…50g
薄力粉…100g
きび砂糖(白砂糖でも可)…少々
オリーブオイル…大さじ1
乾燥バジル…適量

塩…適量

作り方
1.ポリ袋に〔 A 〕の材料を全て入れ、袋ごと揉むように混ぜる。



ポリ袋を使えば手も汚れなくて楽ちん♪
クッキー生地くらいの硬さになったら、袋の中でひとまとめにしておきます。

2.袋の上から麺棒で2~3mm程に伸ばす。

生地は薄めに伸ばすことで食感も良くなるそうです。
クッキーを作るときよりも薄めの感覚で伸ばしていくといい感じになりますよ♪

3.ハサミで袋の端をカットして広げたら、包丁で16等分に切り、フォークで数か所穴を開けて塩を振る。



3.180℃に予熱したオーブンで15分焼く。



焼き上がりました~!
玉ねぎの良い香りがフワ~ッとあたりに広がります♪
良い色に焼けてうれしい!
歯ざわりを良くするために、冷めるまで待ちます◎


いや~、冷めるまでよく我慢した(笑)。
玉ねぎの香りの良さがたまらなくて何度途中で食べようと思ったか!
まずはそのまま、いただきま~す!

食べた瞬間に玉ねぎの風味が口いっぱい♪
わたしが求めていたのはこれだ~!

サクサク食感もバッチリ◎あまりの香ばしさに次から次へと手を伸ばしてしまって止まりません!
乾燥バジルの香りが鼻を抜ける感じもお気に入り。
バジルの代わりにミックスハーブとかを混ぜると、また違った味わいになりそうですよね。
今度試してみよう!

ところで、クラッカーといえばディップでしょ!ということで、ツナマヨディップを急遽こしらえてみました。
ツナとマヨネーズ(どちらも分量外)を適量ずつ混ぜ、刻んだ青ねぎ(分量外)を散らせば出来上がり♪

これは安定の味~!クラッカーはそのまま食べてもおいしいほど玉ねぎをたっぷり入れているので、ディップの味に負けることなく調和してました◎

おもてなしにも使えますね♪

玉ねぎの風味がしっかり生きた、自家製ならではのオニオンクラッカー。

大量に作って常備させておきたいくらい豊かな味わいです。
ぜひみなさんも作ってみてください!

株式会社棚久

永井千春さん

にんじん・玉ねぎの一大産地、愛知県碧南市で4代続く農家の生まれ。碧南市のブランドにんじん・玉ねぎを栽培する。「野菜のことをもっと知ってほしい」という思いから、野菜ソムリエ上級プロ、管理栄養士の資格を活かしたワークショップも開催。野菜の見分け方や保存法を学んだり、フレンチや懐石料理で品種ごとに食べ比べたりと、多彩な企画が参加者に好評。一児の母であり、最近は野菜のおいしさを子どもにも伝えようと奮闘する日々。

株式会社棚久 HP 
https://vegetanaq.com/

関連記事:

配信元

あたらしい日日
あたらしい日日
世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。