気になる冷凍ご飯の賞味期限は?回転率を上げて早めに食べきる
冷凍ご飯の賞味期限は、約1か月と言われています。
早く食べるに越したことはありません。できれば1週間くらいで食べきった方が、風味を損なわず食べることができます。
しかし、備えておくことが多い冷凍ご飯なので、1週間くらいで食べきるのは難しいかもしれません。
なので、1か月で食べきることを目安としましょう。
理由としては、冷凍庫内で空気の水分が霜になり、ご飯に付着したり、ご飯の水分が抜けてパサパサになったりするからです。
再冷凍はNG。解凍したご飯を食べきるためにも小分け冷凍を!
冷凍ご飯を解凍して食べる場合は食べきることをおすすめします。
食べきらなかったとしても、再冷凍は避けましょう。
冷凍と加熱を繰り返すことで、ご飯の水分量や栄養価が低下して味や風味が損なわれます。
なので、冷凍ご飯をつくる際は、食べきれる量で冷凍することをおすすめします。
なぜ味が変わる?冷凍ご飯がおいしくないといわれる理由
上記で冷凍・解凍のNGなどを紹介しましたが、なぜ味が変わるのでしょう?
ここでは冷凍ご飯がおいしくない理由をご説明します。
デンプンの老化・水分の抜け・ニオイ移りが大きな理由
白米は水分と熱を加える(炊く)ことで、糊化(α化)します。
炊きたてのご飯は、水分をたっぷりと含み、もちもちと柔らかくおいしい状態なのです。
ご飯は冷めることでデンプンの老化が進み、水分が抜けて風味が損なわれ、パサパサの状態になります。
そのため、冷めた状態のご飯を冷凍すると、すでに風味の落ちたご飯を冷凍しているので、解凍して食べるときもおいしくないのです。
また、冷凍保存中に冷凍庫内のにおいがご飯に移ってしまうことがあります。
そのため、隙間を作らず、ラップはしっかりと包みましょう。
配信: トクバイニュース