
他人に任せたくない場所は自分、あとは家事代行に頼む
手始めに、「家事代行」で検索してみると、ダスキンの家事代行サービスがヒット。同社のサービスは、「お掃除おまかせサービス」「家事おてつだい」「おかたづけ」「宅配クリーニング」と、4つのカテゴリーに分かれている。
お掃除サービスは、特に汚れやすい水回りやガラス・サッシ・網戸の掃除や、一年で数回しか掃除をしない冷蔵庫、または、汚れが気になる部屋だけを掃除するサービスなど、ニーズに応じて細かく対応している。さらに細かく見てみると、お掃除おまかせサービスでは、「水まわりが気になる」「かたづけができない」「妊娠中、子育てで家事が大変」など、悩み別に探しやすい。おかたづけサービスでも、クローゼットや、キッチン戸棚などの場所単位での整理整頓のオーダーが可能。自分の気になるあらゆる場所の掃除や整頓をお願いできる。他人に任せたくないポイントは自分で、お願いしても良い場所は任せて楽をする。そんな柔軟な使い方ができるのはうれしいポイント。
料理も作ってくれて買い物までしてくれる!
家事といえば、もうひとつ、毎日の料理。これを代行してくれるだけで、かなり助かるのだけど…、と考える人は少なくないはず。代わりにやってくれるサービスはないものか、調べてみると、クラウド家事代行『CaSy(カジー)』にたどり着いた。
同サービスのお料理代行サービスは、必要な時だけ利用できる「スポット」と、頻度を選べる「定期」(1週間に1回、2週間に1回、4週間に1回の3種類)がある。どうしても仕事が忙しくて、買い物に行く時間を代わってほしい…、と考えるママもいるだろう。そんな時に、オプションとして、買い物代行も1回1500円(税別)で代わってくれるという。自分で買い物をすれば無料だけど、その時間を捻出できないママも多い。兼業ママにとっては心強い味方!
掃除や料理まで、お願いできるとあれば、せっかくなら洗濯もお願いしたいところ。30万人以上が利用している洗濯代行サービス『WASH&FOLD』では、専用ランドリーバッグに洗濯物を詰め、宅配便伝票で宅配業者に渡すだけで、畳まれて手元に届くという楽チンぶり。しかも、1バッグごとに洗濯するため、他の顧客の洗濯物と一緒に洗濯されることもなく、畳み作業も丁寧な手作業。依頼から畳まれて届くまで、最短で3日後以降の届けとなるそうだけど、普段から2~3日に1回、まとめて洗濯する家庭ならば、グッと家事負担が減るかも…。
「自分でやれば無料なのに、どうしてお金を払わなければならないの?」と考える人もいると思います。しかし、内閣府が2011年に算出した家事活動の貨幣評価推進方法では、専業主婦の場合、年齢平均で約304万円/年、兼業主婦の場合約223万円/年となっており、普段無償で行っている家事も、金額換算するとかなりの金額に。もしも、あなたがやっている家事を、これ以下の金額で済ますことができ、自由な時間を得ることができたなら…。そう考えると、決して高い出費とは言い切れないかもしれませんよ。
(文・内藤一/考務店)
家事代行、気になる人は試してみて!
