園で発熱してしまったら?【保育士解説】ガイドラインに基づく対応と保護者へのお願い

園で発熱してしまったら?【保育士解説】ガイドラインに基づく対応と保護者へのお願い

保育園に通い始めた子どもは、さまざまな感染症にかかって発熱することがあると思います。入園から数か月がたってやっと落ちついたと思ったころには夏風邪が流行。「園生活に慣れてきたから大丈夫」と思っていても、子どもの体調に変化がみられることがあると思います。保育士として園で発熱してしまった子の一時看病もしている筆者・現役保育士ママの竹口まお先生(@babymassage_mao)が、発熱時の保育についてお伝えします。

園は子どもの体調の変化に注意して保育している

こども家庭庁による『保育所における感染症対策ガイドライン』では、保育園での感染症拡大を防止するため、保育士は「登園時から保育中、退園時まで、子どもとの関わりや観察を通して、子どもの体調を把握する」とされています。

そのため、保育士は保育中も子どもの様子を観察し、変化が見られるときは検温をしています。同ガイドラインでは、園での生活時に保護者に連絡する目安として「38℃以上の発熱があり、元気がなく機嫌が悪いとき」とされています。そのため体温が38℃程度を超えて元気がない様子の場合は、お迎えをお願いすることがあります。(発熱以外にもお迎えをお願いする目安があり、体温が38℃に満たなくてもお迎えをお願いする場合もあります)

保護者の方がお迎えして受診できるまでの間は、ガイドラインに基づいて以下のような対応をしています。

発熱時の一時的な対応について

『保育所における感染症対策ガイドライン』では、園で子どもが発熱した場合の対応について以下のように記載されています。

○ 発しんやせきを伴う時、また、複数の子どもに発熱のほか類似の症状がみられる場合には、別室で保育する。

○ 経口補水液、湯ざまし、お茶等により水分を補給する。

〇熱が上がって暑がる時は薄着にし、涼しくしたり、氷枕などをあてたりする。手足が冷たい時、寒気がある時は保温する。

○ 高熱が出ている場合には、首のつけ根・わきの下・足の付け根を冷やす(ただし、子どもが嫌がる場合には行わないこと)。

○ 微熱が出ている場合には、水分補給を行い安静にさせた後、30 分程度様子を見てから再度検温する。

手や足が冷たい?温かい?の確認をし、冷たい場合は体を温めています。また反対に、手足が温かい場合は薄着にして涼しくしています。

同ガイドラインでは保護者が迎えに来るまで「1時間ごとに検温する」「水分補給を促す(吐き気がない場合には、本人が飲みたいだけ)」「汗をかいていたらよく拭き、着替えさせる」といった対応をするよう定められています。園ではそれにのっとった対応をしています。

園でも汗をかいたら着替えさせますが、お迎えのあとにまた汗をかくようならおうちでも着替えさせてあげてください。濡れた服で体が冷えないようにしてあげたいですね。

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