旬食材の切り干し大根には美容にうれしい栄養がギュッと入っています!
乾物の代表格といっても過言ではない切り干し大根ですが、その名の通り、大根を切って干したもの。元々そのほとんどが水分である大根が天日干しによってカラカラに乾くことで、うまみや栄養素がギュッと濃縮されます。
切り干し大根は乾物なので一年を通してスーパーで手に入る食材ですが、秋に収穫したものを干して作るので初物が秋から冬にかけて多く出回ります。売り場でよく確認してみると、そろそろ【初物】のラベルを見かけるかもしれません。
乾物は保存が利くので旬を意識することはあまりないかもしれませんが、やはり旬の物は栄養価が高いと言われているので、特にこの時期の切り干し大根は意識して摂りたいものです。
含まれる栄養素は
・イライラ緩和の他、快眠や美肌作りにも関与しているとされる【カルシウム】
・貧血改善だけでなく、髪や肌の新陳代謝に関わる【鉄】
・むくみを改善して代謝を高める【カリウム】
・便秘改善・デトックス効果の高い【食物繊維】
・疲労回復ビタミンとして積極的に摂りたい【ビタミンB群】
など、どれも食事に気をつけている人でも不足しがちと言われているものばかりです。
切り干し大根の美味しい食べ方
さて、美活&腸活にイチオシ食材の切り干し大根ですが、美味しく食べるために押さえておきたいコツをご紹介します。
まず切り干し大根の戻し方のコツは、先に流水でさっと洗って、汚れや臭みを落としてから【たっぷりの水】で15分程度かけて戻すことです。水が少ないと戻りが不十分で硬い仕上がりになってしまいます。
急ぐときは50度程度のお湯を使えば戻し時間を短縮できますが、水でもお湯でも長くつけ過ぎると歯ごたえが失われて煮崩れしやすくなるので注意が必要です。また戻し汁にも栄養が溶け出しているので、汁物に入れるとうまみがアップします。
定番の煮物・炒め物は戻して絞って使うのがスタンダードですが、切り干し大根のシャキシャキの歯ごたえをあえて生かして、さっと洗ったものをそのままサラダにするのもおすすめ。
【切り干し大根、アレンジ】で検索すると沢山のレシピが出てくるうえ、どれも簡単なので、ぜひお気に入りのレシピを見つけてください。
さらに切り干し大根の選び方ですが、キレイな薄い黄白色で、丁寧に天日干しされたものを選ぶと良いでしょう。良質な切り干し大根は、そのままかじってもほんのりと甘くて美味しい仕上がりになっています。
ちなみに保存食の乾物でも、開封したものは密封して冷蔵庫で保管し、早めに使い切ります。濃い茶色に変色した物は中身も変質してしまっているのでおすすめできません。
いかがでしたか?ぜひ切り干し大根を有効活用してあなたの腸活&美活に役立ててくださいね。