【シェフ脇屋の簡単レシピ】「きゅうりの中華風和え物」に挑戦♪皮むき&隠し包丁の裏ワザで上品なプロの味

【シェフ脇屋の簡単レシピ】「きゅうりの中華風和え物」に挑戦♪皮むき&隠し包丁の裏ワザで上品なプロの味

先日、中華のアイアンシェフ・脇屋友詞さんのYouTubeチャンネル『Wakiya YujiのYUJI CHANNEL』を見て作ってみた「生姜醤」。穏やかな辛みのしょうがソースが手に入ったので、今日は「生姜醤」を使ったきゅうりの和え物を作ってみます!ただ和えるだけと思うなかれ。家庭料理では絶対にやらない、美しくおいしく仕上げる包丁ワザがありました。脇屋シェフ直伝のプロのワザで本格中華の味わいに♡

【シェフ脇屋の簡単レシピ】中華の万能調味料「生姜醤」に挑戦♪白米に!冷奴に!刺身に…かければ夏の味わい

しょうがと塩&油だけで作れる脇屋シェフ直伝の「生姜醤」がこちら!

上の画像は、脇屋友詞シェフのYouTubeチャンネル『Wakiya YujiのYUJI CHANNEL』で紹介されていた「生姜醤」を作ったもの。

すりおろしたしょうがに塩を少し加えて、熱した油をジュワッ!と掛けるだけで作れる万能調味料なんですよ。詳しい作り方は、7月18日配信の記事『【シェフ脇屋の簡単レシピ】中華の万能調味料「生姜醤」に挑戦♪白米に!冷奴に!刺身に…かければ夏の味わい』で、ぜひチェックを!

脇屋シェフが紹介していた「きゅうりの中華風和え物」は、この「生姜醤」を使って味付けします。ぜひ「生姜醤」も作ってみてくださいね。

隠し包丁がポイント!「きゅうりの中華風和え物」を作ってみた!

【材料】(1~2人分)
きゅうり…2本
生姜醤…小さじ2強
塩…少々
ゴマ油…小さじ1 ※焙煎香が軽いゴマ油がおすすめ

料理の仕上げに使うのは、ゴマ油。脇屋シェフは一般的なゴマ油よりもおだやかな焙煎香のゴマ油を使っていましたよ。筆者も脇屋シェフの味に近づけるため、軽い焙煎香のゴマ油で作ってみます。

1.  きゅうりの皮を剥いて氷水に浸けます。

きゅうりの皮を剥くところが、名店の下ごしらえっぽい!氷水で冷やすのも、おいしい和え物を作るポイントです。

2.  きゅうりを縦半分に切り、切り込みを2か所入れながら、ひと口サイズにカットしていきます。

ここが必見のプロの技!きゅうりをひと口サイズに切るだけではなく「切れ目、切れ目、切る」の包丁さばきで、きゅうりを切っていきます。2回切れ目を入れたら切るんです。こんな素敵な切り方、今までしたことがありません。

隠し包丁を入れることで「生姜醤」の味がしっかり染み込み、食感もよくなるそうですよ。

3.  きゅうりに塩を振って水分を軽く出します。「生姜醤」を混ぜ合わせ、最後にゴマ油を加えて軽く和えます。

塩を振ってきゅうりの表面に軽く水分が出たら、「生姜醤」を加えて混ぜます。

最後にゴマ油を和えたら、完成です。

きゅうりの青臭さがなく透明感のあるおいしさ!穏やかなしょうがの味が上品♪

脇屋シェフ直伝の「きゅうりの中華風和え物」は、5分もかからずに作れました!きゅうりの皮を剥いたことで、目にも涼やかな翡翠色に♪ いつも作るきゅうりの和え物とは、まったく違った映え感です。

食べてみると、きゅうりの皮がないので、歯ごたえがやわらか~い。そしてきゅうり特有の青臭さがなくてビックリ!隠し包丁を入れたことで、きゅうりを噛んだ時に実がほどけるような食感で上品かつ繊細。いつものきゅうりのポリッ!という力強い歯ごたえはどこへ行ったの?というほどです。

「生姜醤」自体は、しょうがの辛みが抑えられていて穏やかな爽やかさの調味料。なので、上品に下ごしらえしたきゅうりにとてもよく合います。これは家庭料理ではない、プロの和え物ですよ。

家庭料理らしく皮付ききゅうりでも作ってみた!

普段の料理できゅうりの皮を剥くことがないので、皮付ききゅうりに「生姜醤」を和えたらどうなるの?と思い…。きゅうり1本に「生姜醤」小さじ1杯強と、普段使っている焙煎香の強いゴマ油を和えて作ってみました。

家で作るきゅうりの和え物は、見た目はこんな感じですよね。食べてみるといつものポリポリ!という歯ごたえ。そしてほんのりときゅうりの青臭い風味。きゅうりの皮があることで、力強い食感と香りが生まれることがわかります。

そして焙煎香の強いゴマ油を使うと、「生姜醤」の持ち味が半減してしまうことも判明。香りの強いゴマ油で和える場合は、「生姜醤」をたっぷり入れるとバランスが取れそうです。

残ったきゅうりの皮をアレンジしてみた!

脇屋シェフ直伝の「きゅうりの中華風和え物」はきゅうりの皮を剥くので、ピーラーで細長く切った皮が余りました。いつもならきゅうりの皮は実と一緒に食べるので、捨てるのはもったいない!ということでアレンジすることに。

そうめんの食感に合うよう、きゅうりの皮ももっと細く切れればよかったのですが、面倒なのでそのままで。

氷水に浸けたきゅうりの皮と、茹でて流水で洗ったそうめん1束分(分量外)を混ぜて一緒に冷やし、水気を切って「生姜醤」を適量(分量外)和えました。この時オイルも一緒に混ぜると、そうめんがくっつかずに食べる時もつるっとしますよ。

ひと口食べておいしい!のひと言♪ しょうがのやさしい爽やかさが、口の中に広がります。そうめんと合わせることで、きゅうりの皮の青臭さも気にならず、ポリポリとした食感が加わって、冷やし中華のようなそうめんとして楽しめました。

きゅうりに丁寧な仕事を施すことで上品且つプロ級の和え物に!

きゅうりの和え物はさっぱりとしていて手軽に作れる一品なので、夏の副菜としてよく作りますが…。脇屋シェフのように丁寧な下ごしらえを施したのは初めてでした。

とはいえ、ピーラーがあれば皮むきは簡単に出来るし、きゅうりの隠し包丁も切り込みを2か所まっすぐに入れるだけなので、とても簡単。

皮むきと隠し包丁、2つの小ワザを使うだけで、いつものきゅうりの和え物が上品に仕上がるなんて、うれしいですよね。脇屋シェフ直伝の「きゅうりの中華風和え物」は「生姜醤」が味の決め手になるので、まずはこちらを作ってみてくださいね!

きゅうりは夏にお手頃価格で手に入ります。ぜひワンランク上の和え物で、涼やかに食卓を彩ってみてはいかがでしょう?

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あたらしい日日
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世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
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