本人自身が語るインタビュー形式の「メモリアルビデオレター」作成サービス登場

終活に向けた支援を行うHappyサポートは、残された遺族が遺言がもとで争いを起こさないよう、本人が自分の言葉で語るインタビュー形式の映像「メモリアルビデオレター」の作成サービスを開始した。

遺された家族に争いをさせない

司法書士でもある同社・矢部祥太郎氏は、日々遺言の依頼を受ける中、親子・兄弟間の不仲や、少しのすれ違いから関係が悪化してしまったケースを数多く見てきた。

終活にあたり、そのもめごとが少しでも解消されれば、逝く者にとっても遺される家族にとっても、人生を前向きに生きていけるのではないかと思い同社を設立。インタビュー形式のビデオレター作成サービス「メモリアルビデオレター」をスタートした。

遺言を残すのも大切だが、家族や大切な人に言葉でしか伝えられない想いもあるとし、時に温かく、時には勇気をもって、大切な人に自分の言葉で伝えることができたら、未来は大きく変わるはず。直接伝えられない想いを遺族に伝えるお手伝いをしたいという。

メモリアルビデオレターの特徴

スタンダードプラン、プレミアムプランを利用の場合、「メモリアルビデオレター」は、自然体での撮影が特徴の1つだ。インタビュー形式で撮影するため、原稿にとらわれないリアルな感情を残せるうえ、自然体の、普段の様子に近い姿を残せるだろう。

撮影にはプロカメラマンが同行するので、自撮りでは難しい、完成度の高い映像を制作。また、ビデオレター自体には法的効力はないが、司法書士という法律のプロが監修することで、法的な観点を踏まえた映像を作成できる。

表情と声で想いを伝えられるので、書面では伝わらない温かさや愛情が伝わるうえ、遺言とセットにすると、なぜこの内容の遺言にしたかを直接伝えられる。よって、遺族同士の争いを生まないことを目指せる。また、自分の人生を動画で残せるメリットもある。

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