豚肉の栄養と期待される効能とは?牛肉との比較や部位による違いを管理栄養士が解説

豚肉の栄養と期待される効能とは?牛肉との比較や部位による違いを管理栄養士が解説

栄養豊富な豚肉を健康的に食べるポイント

栄養豊富な豚肉を、健康的に取り入れるための目安の量や調理法のポイントを紹介します。

1食の目安は50~60g

豚肉の1食の目安の量は、体格や活動量、食生活によっても異なりますが、食事バランスガイドを参考にすると、50~60gほどです。

50~60gというと少ないように思えるかもしれませんが、主食やほかの食べ物をバランスよく取り入れて、3食均等に食べるとこのくらいがちょうどよい量になります。

50~60g以上を食べたからといってすぐに問題があるわけではありませんが、豚肉を毎日のようにたくさん食べると、カロリーや脂質の摂りすぎが心配です。

肉をたくさん食べる習慣を続けていると、将来的に肥満や悪玉コレステロール値の上昇につながることもあります。

「お肉はちょっと少なめがよい」ということを覚えておきましょう。

※参照:厚生労働省 農林水産省「食事バランスガイド」

焼いたりゆでたりして食べる

ダイエット中や健康のために豚肉を取り入れるなら、焼いたりゆでたりして、脂を落として食べるようにするのがおすすめです。

カロリーの高い脂質を減らせるため、カロリーオフできます。

油を使って炒めたり揚げたりするとカロリーが高くなるため、カロリーが気になるときは控えた方がよいでしょう。

ニラやにんにくと一緒に食べる

豚肉とニラ、にんにくを一緒に食べると、ビタミンB1を効率的に摂れます。

ニラやにんにくに含まれる辛み成分である「アリシン」には、ビタミンB1の吸収を助ける働きがあります。

ニラやにんにくはスタミナをつけたいときにもよいので、疲れをためたくないときに取り入れてみましょう。

栄養豊富な豚肉で健康づくりに役立てよう!

今回の記事では「豚肉の栄養」について、管理栄養士が解説しました。

豚肉はさまざまな栄養素が豊富で、毎日の元気をサポートしてくれます。
豚肉のほかにも、野菜やきのこなどをたっぷりと取り入れ、バランスのよい食事を心がけましょう。
ぜひ健康づくりや体づくりに、豚肉を上手に活用してくださいね!