【プロが選ぶ】本当におしゃれなカウチソファ9選!カウチのサイズバリエーションや組み合わせの自由度を体感してください

【プロが選ぶ】本当におしゃれなカウチソファ9選!カウチのサイズバリエーションや組み合わせの自由度を体感してください

※本記事の家具・コーディネートなどの画像を確認したい場合は、Hello Interiorホームページにてご確認ください。

ソファを探すとき、ゆったり感が欲しかったり、足を伸ばして座りたいなどの理由でカウチソファを検討される方も多いと思います。

カウチソファとは、一般的に肘掛けが片側についていて、背もたれに対して足を伸ばす側に長いソファのことを指します。

リビングが広くなり、家族団欒がソファでされるようになって、カウチソファを採用する方がとても増えました。
カウチソファはリラックした雰囲気を作ることができますが、どうしても大きくなってしまうので素敵に設置するにはポイントをおさえる必要があります。
今回は設置に関するポイントを解説しながら、おすすめのカウチソファをコーディネート例を交えながらご紹介いたしますのでぜひ参考にしてください。

インテリアを格上げするおしゃれな ‘カウチ’ ソファを選ぶポイント

ポイント① 空間に対するサイズをチェック

カウチソファにすると、ソファサイズは大きくなります。

一般的に三人掛けの両肘掛けソファサイズは横2メートルほど。
それに対して、カウチソファにすると、カウチ部分と肩肘ソファ部分が必要になり小さくても2メートル40センチくらいになります。
それよりサイズが小さいと、カウチにする意味がなく、バランスが悪いソファになってしまいます。

また、ソファを置きたい空間に、キチキチのサイズのソファを置くことはおすすめできません。
ソファの両側にスペースを作ることで、空間に余裕が感じられるようになります。

そのため、カウチソファ用のスペースが取れないような場合は、三人掛けのソファにスツールを設置する、
または、肩肘のソファは置かずに、長めのカウチソファを1台設置する…が現実的ですし、おしゃれに見せるポイントになります。

ほかに、サイズに影響するのが、背もたれの高さです。
ハイバックのソファはとても大きく見えるので注意が必要です。

その点、ローバック、またはシートハイも低いタイプならソファ上部に空間ができるので、広がりが感じられます。

お部屋のサイズにあったソファを選ぶために、ソファがどのくらいのボリュームになるか知ることが大切です。
たとえばカウチソファを置きたい場所に、ソファサイズの紙を敷いてみたり、マスキングテープで枠を描いてみると大まかなサイズ感を知ることができますので、ぜひお試しください。

ポイント② カラーコーディネートをしっかり

前述のように、カウチソファはサイズが大きくなるので、その分ソファカラーがお部屋のイメージに大きく影響します。
そのため、ソファのカラーや素材はインテリアに合わせて熟考してください。

空間がコンパクトな場合は、濃いカラーのソファでは、暗く狭く感じてしまう場合も…
逆に広い空間なら、濃いカラーが空間を締めてくれることもあります。

クッションカバーなどでも調整できますので、カラーコーディネートを大切に選びましょう。

ポイント③ カウチの向きを熟考

カウチソファは、基本的に左右を変更することができません。
そのため、どちら側をカウチにするかを最初にしっかりと決める必要があります。

カウチソファは肘掛けがない部分ができるため、置いた側に空間の広がりが感じられます。
実用面では足をどちら側で伸ばして座りたいかも大切になります。

そういったことを検討した上で、どちら側をカウチにするか決めましょう。

プロが厳選!本当におしゃれなカウチソファ 7選

組み合わせバリエーションが多彩:MARTEEN:Molteni&C

まずおすすめするソファは、モルテーニのモジュールソファです。
なぜこちらを最初に持ってきたのかご説明すると、カウチソファといえば…というイメージを一度とっていただきたいからです。

特に海外のソファに多いのですが、同じ肩肘カウチでもサイズバリエーションが多く、様々に組み合わせができるタイプがあります。

それらをお部屋のサイズや利用の仕方に合わせて、組み合わせると自由度がとても高くなります。
たとえば、画像のようにカウチ部分が2箇所あったり、一方方向ではなく多方向からソファを利用したりできるようになります。

かけ心地やデザインももちろん大切ですが、インテリアコーディネートを楽しむという点で、こういったソファにもぜひ目を向けてみてください。

モルテーニは1912年に誕生したイタリアの高級家具メーカーです。
ゆったりとした贅沢な座り心地が、リラックスタイムを演出します。

商品情報

参考価格:組み合わせとカバーによります(200万円程度〜)
参考サイズ:W2560×D1500(カウチ部分)

参考コーディネート

カウチソファを入れつつ、多彩な使いかたが可能になるソファの組み合わせを検討することは、とても楽しいものです。
大きい方が自由度は高くなりますが、コンパクトサイズでも様々に検討することができます。

ソファを多方向から使えると、設置場所もまた変わり、インテリアコーディネートの幅も広がります。

肩肘カウチソファ1台を置くという選択も:Andy’13:B&B Italia

カウチソファの使い方として、テレビ方向などに向かって足を伸ばして座るというものが一般的ですが、肩肘ソファと組み合わせずに1台をコーディネートする方法もあります。

この場合は、肘掛けがない側の圧迫感を減らすことができ、例えば通路が少し狭めなどというときにも置きやすくなるメリットが生まれます。
横幅の大きなソファを置きたいけれど、あまり左右にスペースが取れない場合や、腰掛ける人が1名であることが多い場合に有効なコーディネートです。

こちらは、イタリアの高級ブランドのソファで、飽きのこないシンプルなデザインとかけ心地が人気です。
また、サンプルのカウチは変更できませんが、シリーズのほかのソファは簡単に座面を引き出して奥行きを広くすることができます。

商品データ

価格:2,020,700円〜(クッション別売)
サイズ:W2530×D1020×H560

参考コーディネート

こちらはソファは同じものではありませんが、このように階段からの通路スペース側に開放することで、歩きやすく、階段のデザインを見せるコーディネートにすることができる例としてご紹介します。

画像は、カウチソファをうまく使い、斜めに設置することで空間にアクセントを与えているところもポイントです。

横幅をおさえながらバランスがよい:Soft Modular Sofa :Vitra.

さまざまな組み合わせが可能なこちらのソファは、重心が低く、シンプルなシートクッションと同じ高さの肘掛けと背もたれが特徴のソファです。
カウチタイプと幅の狭い肩肘タイプを組み合わせで、W2380サイズとコンパクト。それでも、画像のようにバランスよく組み合わせることができます。

1950年創業のスイスのメーカー「ヴィトラ」の商品で、ジャスパー・モリソンがデザインしています。

商品情報

価格:751,100円〜(クッション別売)
サイズ:W2380×D980(カウチ1820)×H645

参考コーディネート

カバーは多くのカラーから選択が可能で、クッションサイズも多彩です。
ソファ同士は連結できるようになっているので、使っているうちに離れてしまうということもありません。

また、横幅を広くしたい場合は、間にセントラルパートを入れることで920ミリずつ大きくすることができます。

ソファそのものは主張が少ないので、モダンはもちろんカバーの色によってどんなインテリアにも合わせやすいソファです。

足元すっきりスタイリッシュ:WEEKEND:アルフレックス

こちらはアルフレックスのソファで、スチール脚で足元にスペースをつくった軽やかさが感じられるスタイリッシュなデザインが特徴です。
画像は、カウチの変形タイプですが、通常デザインのカウチソファも用意されています。

肘掛けが少し外に開いたデザインになっていることも特徴的。
クッションにもたれた時に心地よさが感じられます。

商品データ

価格:2,219,800円〜
サイズ:W3280×D1480×H690

参考コーディネート

すっきりしたモダンインテリアにフィットするソファです。
脚部のスチールカラーはブロンズとシルバーから選択できますので、ほかの家具の金属部分とコーディネートが大切になります。
足元が空くので、軽さのあるインテリアにまとめることができます。

和のイメージを入れたいなら:LEEWISE EXCLUSIVE:Ritzwell

こちらは日本のメーカー「リッツウェル」のソファで、シンプルな木製枠が和のイメージを作ります。
画像はご用意できなかったのですが、通常のカウチソファで組み合わせるも可能です。

木部はウォールナット色とブラック色があり、お部屋のイメージに合わせて、クッション部分のカバーと共にコーディネートができるようになっています。

商品データ

価格:1,476,200円〜
サイズ:W2800×D950(カウチ1650)×H780

参考コーディネート

木製の背中部分が綺麗なので、壁から離した配置におすすめのソファです。
和室が隣接しているリビングや、和モダンの空間にコーディネートが合います。

テーブルを組み込める:BEAM SOFA SYSTEM:Cassina

現在、カッシーナのアートデェレクターを務めるパトリシア・ウルキオラのデザインのシステムソファです。
肘掛けもカーブしたクッションになっていて、リラックス感がとても高く、肩肘とカウチの間にテーブルを組み込めるようになっています。

商品データ

価格:2,442,000円〜(テーブル込み)
サイズ:W3580×D960(カウチ1600)×H790(テーブル込み)

参考コーディネート

画像のような落ち着いた高級感のある空間にも、明るいモダンな空間にもコーディネートが可能なソファです。
カウチでリラックスしながらすぐ横に、飲み物や読みかけの本が置けると使い勝手もアップしますね。

自由なカウチ:EXTARSOFT:LivingDivani

こちらは背もたれや肘掛けを、自由に組み合わせることができるソファです。
画像のように両側から使うようなカウチも作れますし、一般的なカウチの組み合わせも可能です。

ソファが得意なイタリアのブランドで、こちらのソファはピエロ・リッソーニのデザインです。

商品データ

価格:見積もり(1,880,000円〜)
サイズ:(W2910×D1870)

参考コーディネート

ソファに合わせられるサイドテーブルも用意されているので、そちらを組み込めばさらに組み合わせの幅が広がります。
お部屋の真ん中にソファを置くというコーディネートも、日本では斬新ですね。

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