炒め方にコツあり!シャキシャキおいしい「鶏もやし炒め」

炒め方にコツあり!シャキシャキおいしい「鶏もやし炒め」

「鶏肉」を使った料理が得意な筋肉料理人さんのフーディストノート公式連載。今回のレシピは、鶏もも肉を使って作るもやし炒めです。もやしをシャキシャキに炒めるコツも紹介してくださっているのでぜひ試してみてくださいね。鶏肉は薄切りにして焼き目を付けるのがおすすめです。

こんにちは、筋肉料理人です。

今日は「鶏もやし炒め」の作り方を紹介させていただきます。

もやし炒めというと豚肉で作ることが多いと思いますが、今回のレシピでは鶏もも肉を使っています。

鶏もも肉は薄く切ってこんがり焼き目をつけ、もやしは強火でさっと炒めるのがポイントになるので、もやしをシャキシャキに炒めるコツもご紹介します。

もやしをシャキシャキに炒めるコツ

もやし炒めをシャキシャキとした食感でおいしく作るコツは、もやしから水が出ないようにすることです。

水が出ないようにするにはどうするかといえば、お店では油を多めに使い、大きな炒め用フライパンを使って超強火で調理します。加熱時間が長いと食材から水が出てしまうので、加熱時間を短くすれば大丈夫って考え方です。

ですが、家庭では超強火は使えないし、ぎょっとするような量の油も使いたくないです。ですので、熱が伝わりやすくなるよう、もやしに予め少量の油をかけてなじませておく方法がおすすめです。予め油をなじませておけば、なじんだ油が高温になって熱が伝わりやすくなるというわけです。このやり方で調理すると、写真のようにもやしに油がからんでつやが出ます。

このほかに、もやしの水気をしっかり切ってから調理するという方法もあります。

例えばもやしをザルに入れて冷蔵庫に入れておくと、冷蔵庫の中は湿度が低いので表面が乾燥します。その状態で炒めると水気が少ないので、水が水を呼ぶのを防げます。

また、もやしを炒めて油でコーティングした後に味付けするのも有効です。油の上に味をつける感じになります。

「鶏もやし炒め」レシピ

調理時間

10分

材料

2人分

材料

鶏もも肉…150g

もやし…1袋

小ねぎ…3~4本

片栗粉…小さじ1

塩…小さじ1/4

塩・うま味調味料・黒こしょう…適量

サラダ油…小さじ3

A

しょうゆ・みりん…各小さじ1

おろしにんにく…小さじ1/4

作り方

1. 小ねぎは2~3cmの長さに切ります。Aは混ぜ合わせておきます。

2. 鶏もも肉は5mmくらいの厚み切り、塩小さじ1/4、黒こしょう適量、片栗粉小さじ1をふりかけてもみ込みます。

3. もやしはボウルに入れ、サラダ油小さじ1をかけてなじませておきます。

4. フライパンにサラダ油小さじ2をひいて中火にかけ、熱くなる前に2の鶏もも肉を入れて広げます。焼き目がついたら返し、反対側は弱火で焼き目をつけます。

※反対側は弱火で焼き目をつけることで、中までじっくり熱を通します

5. 鶏もも肉に焼き目がついて熱が通ったら強火にかけます。もやしを入れてさっと炒めます。もやしに熱が通ってつやが出てきたら、混ぜ合わせたAをかけてさっと炒め、塩少々、うま味調味料、黒こしょうを適量ふりかけ、1の小ねぎを加えてさっと炒めたらできあがりです。



皿に小高く盛り付けます。



「鶏もやし炒め」の完成です!

予めサラダ油をからめて炒めたもやしはシャキッとした食感。しっかり焼き目がついて香ばしい風味が入った鶏もも肉と一緒に食べると激ウマです。

もやし炒めは作る人の好みでほとんど生かなってのもありますが、私はちゃんと熱を入れたのが好きなので、上の写真のもやしもしっかり目に熱を入れています。ですがシャキシャキ感があるのは、

予めもやしにサラダ油をなじませる
強火で調理する
味付けは最後にする

これを守ったからです。

手始めにぜひ、もやしにサラダ油をからめて炒めるってのをやってみてください。違いが分かると思います。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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