熊本県熊本市に本社を置く貴香は、購入型クラウドファンディングサービスREADYFORにて、「猫の爪とぎ用ミニ畳」を商品化し、国産い草を広めるプロジェクトを、8月7日(月)~9月29日(金)の期間実施している。
年々減少傾向にある国産い草
熊本県は日本一の国産い草の収穫量と畳表の生産量を誇る。
しかし、現在使われている畳表は外国産のい草のものが多く、熊本のい草から作られた畳表はほんの数パーセントしか市場に出回っていないという。
現在「現代の家の在り方」が変わっていることで畳のある和室が減り、農家の作付が中止になったりと規模の縮小が大きな要因で、貴重な国産い草は年々減少傾向にある。
そんななか、貴香は“畳というものづくりを未来に繋ぎたい、そのために畳という日本の誇るべき伝統文化を新しい形で気軽に家に取り入れてもらえないか”と考え、今回「猫の爪とぎ用ミニ畳」を商品化するプロジェクトを実行することとなった。
畳職人の協力を得て商品化
「猫の爪とぎ用ミニ畳」は、創業100年の歴史を持つ、熊本県宇城市の畳職人の協力を得て商品化。
“マンションで飼っている猫の爪とぎ対策が大変”、“和室で猫が爪をガリガリして畳がボロボロになってしまう”といった悩みからミニ畳が誕生した。
畳一つ一つを手作業で仕上げており、プロジェクトで5,000円以上の支援をした人へお礼の品(先行予約)として届ける。
配信: STRAIGHT PRESS