衛藤美彩さん「不満を不満のまま伝えない」パパへの伝え方で意識していること

2019年にアイドルグループ「乃木坂46」を卒業後、女性ファション誌のモデル等で活躍している衛藤美彩さん。現在は1児のママとなり、絶賛子育て奮闘中の衛藤さんのコラムがスタートしました。初回は「パパへの不満の伝え方」について。

こんにちは!衛藤美彩です

これから子育てについてコラムを書かせていただくことになりました!どうぞよろしくお願いします。まずは自己紹介。現在1歳半の男の子を育てています。夫はプロ野球選手なのですが、月の半分は遠征で家に居ないため、基本的に育児は私、仕事は夫、という分担になっています。

とはいえ私も家庭が第一優先の中で、できるお仕事はさせていただいている状況です。今回は「子育てをする上でパパへの不満の伝え方」についてお話ししたいと思います。

子育てをする上でパパへの不満の伝え方

子育てのスタイルは家庭によってさまざまだと思いますが、女性の社会進出や共働きが増えてきたとはいえ、やはり特に子どもが小さい時はママが関わる時間の方が長い家庭が多いのではないかと思います。

育児に関わる時間がパパと圧倒的に差が出るので、子どもの情報量(こんなことができるようになった、などの成長の度合い)も変わってしまいます。そうするとパパと子育ての熱量が変わっていく気がして「2人の大切な子どもなのに、なぜ私だけ?」という不満が出始めてしまいます。これは息子が生後3カ月くらいの私の実体験です。

そんな中で1つだけ、夫に伝えていたことがあります。それは息子がまだおなかの中にいる時、産後のホルモンで変わっていくであろう私の精神状態や産後の女性の体のダメージなど、まず私が勉強してそれを夫に全て共有しました。

「産後はホルモンの影響でとてもイライラして、パパに当たることもある。でもそれは子どもを産むことによる一時的なホルモンの影響だから、私が変わったわけではないからね。その時は受け止めて理解してくれたらうれしい」と何度もシェア。

今はYouTubeやSNSなどでもたくさんの情報が出されていますよね。赤ちゃんを迎えた新生活というのは、産前にイメージしてもなかなかピンと来ないと思うのですが、自分の体や心がどうなっていくのかは、たくさんの先輩ママの情報からイメージが湧きました。

そのシェアの甲斐あって(?)夫はとても理解をしてくれました。そして私も不満に気付いたその瞬間から、まずは夫に理解してほしいことを整理します。不満を不満のままけんか腰で伝えるのではなく、ダラダラと説教のように伝えないことも意識。

そして今後はどんなフォローや改善があったら“うれしい”のかまで的を絞って細かく分かりやすく伝える。夫に不満を伝える前に、自分の気持ちを素直に、まずは自分自身が理解することが先なのだと思います。

この人に言ってもダメだ、ではなく、子どもにとっても私にとってもずっとずっと頼もしいパパでいてほしいから。だからこそ、ポジティブな話もネガティブに思える話も何でも話せる親友のような夫婦でいられるよう、今後も伝え方を意識していこうと思います。

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