国産キビソを使用したボディタオル「キビソ肌友だち輪奈りっち」がMakuakeに登場

渡文とfrom TRは、国産キビソを使用したボディタオル「キビソ肌友だち輪奈りっち」の先行予約を、8月19日(土)~9月29日(金)の期間にMakuakeで行っている。

「キビソ肌友だち輪奈りっち」について

「キビソ肌友だち輪奈りっち」は、京都西陣織という伝統工芸の新しい挑戦として、伝統を残し後世に受け継いでいくために生まれた新商品。

渡文は、西陣織で培ったシルクの知見を活かし、キビソという新素材に着目。キビソとは、蚕が最初に吐き出す糸のことで、人の肌とよく似た構造の水溶性のシルク成分(タンパク質)セリシンが多く含まれているため、肌との親和性がとても高い。

また、セリシンが持つ保湿効果で、しっとりとした生地の触り心地を実現。まさに、スキンケアを目指したボディタオルが誕生した。

繭からわずか約4%しか取れないキビソ

しかしキビソは、繭を外敵や環境の変化から守る重要な役割を担っているが、1つの繭からわずか約4%しか取れない。

キビソは、荒削りで不安定なうえに染色も難しく、なにより織ることも難しいため、通常は生糸を製造する精練(せいれん)と呼ばれる工程で処分されてしまう。

海外でも生糸を大量に製造してはいるが、加工に手間がかかるキビソは処分して、シルクの製品を作る方がビジネスとしては合理的なため、日本国内だけでなく世界からキビソ自体がなくなりつつある。

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