ヒラタケに含まれる栄養素・期待できる効果
ヒラタケは世界各地の温帯地方の山林で自生しているきのこ類の一種で、カサの形が牡蠣に似ていることから別名「オイスターマッシュルーム」と呼ばれています。クセが少なく、しめじのようにプリプリとした食感が特徴的です。
〜ヒラタケに含まれる栄養素・期待できる効果〜
<ビタミンB1>糖質の代謝・分解を助ける作用があり、ダイエット中に積極的に補給したい栄養素です。
<ナイアシン>皮膚や粘膜の健康維持をサポートし、ニキビなどの肌トラブルを防ぐ効果が期待できます。
<ビタミンD>骨や歯の材料となるカルシウムやリンの吸収を促す働きがあります。
<β-グルカン>食後の血糖値の上昇を抑える働きがあるほか、腸内で免疫細胞を刺激し、免疫力を高める効果が期待できます。
〜POINT〜
国産のヒラタケ種と海外のエリンギ種を交配させた高級品種「霜降りヒラタケ」というものが存在するのですが、香り以外のジューシーさや旨味などは松茸を上回っていると注目を集めているそうです。普通のヒラタケよりも少々値段は張るものの、松茸に比べると安価で手に入りやすいのでご興味がある方は一度試してみると良いでしょう!
ヒラタケを使ったおすすめのレシピ 〜鶏肉とヒラタケのフリカッセ〜
鶏肉とヒラタケのフリカッセの作り方をご紹介します。フリカッセとは、フランスの家庭料理で肉や魚などの具材を白ワインと生クリームで煮込む調理法。お好みでパンやバターライスを添えて召し上がってください。
〜鶏肉とヒラタケのフリカッセの作り方〜
<材料>
・鶏もも肉 1枚
・ヒラタケ 1パック
・玉ねぎ 1/2個
・にんにく 2片
・生クリーム 1カップ
・白ワイン 1カップ
・バター 大さじ1
・小麦粉 大さじ2
・レモン汁 少々
・コンソメの素(顆粒) 小さじ1
・塩胡椒 適量
・パセリ 適量
<作り方>
1. 鶏もも肉は一口大に切り、玉ねぎとにんにくはみじん切りにします。
2. ヒラタケは根元を切り落とし、食べやすい大きさにほぐしておきましょう。
3. フライパンにバターを熱し、にんにくと玉ねぎがしんなりするまで炒めたら鶏もも肉を加え、表面に焼き色がつくまで炒めます。
4. 3にヒラタケを加え、更に軽く炒めたら小麦粉を振りかけ、全体に馴染ませるように混ぜ合わせます。
5. 4に白ワイン・コンソメの素を加え蓋をして10〜15分ほど弱火で煮込みます。
6. 生クリームを加え、ふつふつとしてきたらレモン汁と塩胡椒で味を整えましょう。
7. 器にフリカッセを盛り付け、みじん切りのパセリをトッピングして完成です。
ヒラタケは和食・中華・洋食など様々なジャンルのメニューと相性が良い点も魅力の一つです。美容と健康のためにも是非この機会に日々の食生活に取り入れてみてくださいね。