【ニッカウヰスキー公式】ハイボールにきゅうりを入れたら…ん!メロンの味⁉そんなことってあるの(笑)

【ニッカウヰスキー公式】ハイボールにきゅうりを入れたら…ん!メロンの味⁉そんなことってあるの(笑)

暑い日の午後に冷たいハイボール♪ウイスキーを炭酸で割るだけなのに、どうしてこんなにウマいのか⁉…お酒が大好きな筆者です(笑)。ところで、ハイボールのバリエーションで「キュウリハイボール」をご存じですか?ニッカウヰスキーの公式X(旧Twitter)で紹介していたんですが、ハイボールにキュウリを入れるという単純明快な飲み物です。こうするとなんと!メロン味のハイボールになるんですって。というわけで、さっそく試してみましたよ♪

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ニッカウヰスキー公式X(旧Twitter)のキュウリハイボール


ニッカウヰスキー公式!キュウリハイボールの材料と作り方

【材料】※1杯分
・ブラックニッカクリア…30ml
・炭酸水…90ml
・きゅうり…好きなだけ
・氷…適量

キュウリは輪切りにしておきます。

【作り方】※調合時間:1分弱
グラスに氷、きゅうり、ブラックニッカクリアを入れて炭酸水を静かに注ぎます。マドラーをグラスの底まで入れたら、1周だけくるっと回して引き抜いたら出来上がりです。

なんとも涼しげな見た目のドリンクですが、よく見ても見なくても、これに入っているのは間違いなくきゅうりです。炭酸を入れるドリンクの基本ですが、炭酸を注いだ後はあまりかき回しません。せっかくの炭酸が抜けてしまうことを避けるためです。

ハイボールに限らず、ウイスキーやジン、ウォッカなどのスピリッツと水や炭酸水の比率は1対3か1対4が飲みやすいのですが、ブラックニッカクリアはアルコール度数が37度と若干低めで造られていますので、今回は1対3(ウイスキー30ml対炭酸水90ml)で作っています。

ちなみにこの比率で作ったハイボールはアルコールが全体の1/4になりますので、度数は37÷4で9.25になります。そのため、同じ容量のビールを飲んだ場合と比べると、約2倍のアルコールを摂取することになるんですよ。

さてさて、ニッカウヰスキー公式にもコメントが上っていますが、なぜきゅうりを入れるとメロンの香りになるのでしょう?

きゅうりの香りの代表的な成分、に「シス‐6‐ノネノール」があるそうです。これはウリ科の特徴である青臭さの成分と言われています。実はこのシス‐6‐ノネノールは、メロンの香り成分でもあるのだとか。但し、メロンの香り成分はとても複雑で、実に100以上の成分から成り立っています。例えば砂糖を焦がしたような、まるでカラメルのような匂いのホモフラネオールや、バニラの香りであるバニリンも、メロンの香り成分と言われています。

少しウイスキーのことを勉強した人はハッ!とするかもしれませんが、この「カラメルのような匂い」と「バニラの香り」という2つのキーワードは、実はウイスキーのフレーバーのことでもあるのです。細かな説明はここではしませんが、蒸留された透明なウイスキーは、樽詰めされて熟成することで独特の色と香りを持つようになり、その中でも特徴的な香りの2つがメロンと一致しているというわけです。

シス‐6‐ノネノールがきゅうりとメロンで共通で、カラメルとバニラの香りがウイスキーとメロンで共通なので、ウイスキーにキュウリを入れると3つの香りが共通になるというのが、メロンのような香りになる秘密のようですね。

ニッカウヰスキー公式では、香りがするという人としないという人の両方のコメントが上がっていましたが、冷たいドリンクは香りが立ちにくいため、冷たいほど香りを感じにくくはなります。

わたしも実際に飲んでみましたが、かすかにメロンっぽい香りはするものの、がっつりとした香りではありませんでした。もっときゅうりを増やして濃いウイスキーと合わせたら、もしかしたら「メロンだ!」というくらいの香りになるのかもしれません。

百聞は一見に如かずですので、ぜひ作ってみてください!

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あたらしい日日
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世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
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