そうめんは夏だけの料理と決めるのはもったいない!と、リュウジさんが一年中そうめんをおいしく食べられるレシピとして紹介していたのが、温かい「豚あぶらそうめん」。茹でてぬめりを取ったそうめんを、甘辛く味付けした豚バラ肉と炒めてパパッと作っていましたよ。淡泊であっさり系の味付けが多いそうめん料理の中、こちらは二郎系とも言える濃厚な味付けのよう。温かいそうめんレシピを覚えたいので、さっそく挑戦してみます。
【衝撃の問題作】雑なのにウマ過ぎる♡リュウジさんの「黄金そうめん」に挑戦♪「酢」と「卵豆腐」で優勝!
豚バラ肉がポイント!「豚あぶらそうめん」を作ってみた!
【材料】(1人分)
そうめん…100g
酢…小さじ2
豚バラ薄切り肉…90g
しょうゆ…小さじ2
オイスターソース…小さじ2
砂糖…小さじ1/2
うま味調味料…3振り
黒こしょう…適量
ゴマ油…小さじ1
サラダ油…小さじ1
かつお節…適量
青ねぎ(小口切り)…適量
卵黄…1個分
ラー油…適量
1.ゴマ油とサラダ油を引いたフライパンを中火で熱し、手でちぎった豚バラ肉をほぐしながら、色が変わるまで炒めます。
リュウジさんは豚バラ肉を手でちぎっていましたが、包丁で切っても問題ありませんよ。中火で2分ほど炒めると、豚バラ肉の色が変わりました。
2.火を止めてしょうゆ、オイスターソース、砂糖を加えたら弱火に点火して、うま味調味料と黒こしょうを加えます。
火を止めて調味料を加えるのは、すぐに煮詰まってしまうからでしょうね。点火後1分くらいで味がなじみました。黒こしょうは思っている量の3倍くらい、たっぷり振りかけるのがポイントですよ。
3.お湯1Lに酢を加え、手延べそうめんの場合は30秒、それ以外は1分茹でます。
酢を加えるとお湯が酸性になり、安いそうめんでもコシが出るんですって。ちなみに小さじ2杯程度の酢だと、そうめんがすっぱくなることはないそう。今回は手延べそうめんを用意したので30秒茹でました。
4.流水でそうめんのぬめりを取り除き、水気をしっかりと絞ります。
いつもより短時間で茹でたことで、そうめんがシャキッとしています。洗い終えた後は、しっかりと水切りしました。
5.2のフライパンにそうめんを加え、強火でそうめんを温めます。
甘辛く味付けした豚バラ肉にそうめんを加え、調味料を含ませながら1分ほど強火で炒めました。お皿に盛りつけてかつお節、青ねぎ、黒こしょう、卵黄、ラー油をトッピングしたら完成です。
豚バラ肉を炒めても、10分くらいで完成しました♪
余った卵白でもう一品!「卵白スープ」を作ってみた!
「豚あぶらそうめん」完成後、リュウジさんは残った卵白を使った「卵白スープ」を作っていました。レンジで簡単に作れるので筆者も作ってみます。
耐熱容器に卵白1個分、水150ml、オイスターソース、しょうゆ、ゴマ油を各小さじ1杯、うま味調味料を4振り入れます。調味料は「豚あぶらそうめん」で使ったものと同じなので、作りやすいです♪
電子レンジ(600W)で1~2分温めるとのことですが、今回は2分加熱しました。
温まった「卵白スープ」をお椀によそって、「豚あぶらそうめん」に添えていただきましょう♪
キレのあるオイスターしょうゆのそうめんに豚バラ肉の甘い脂が♡
炒めた時は茶色っぽい色の「豚あぶらそうめん」でしたが、卵黄、青ねぎ、かつお節をトッピングすると彩りがよくなり、とてもおいしそうになりました。
卵黄を崩して、絡めながらいただきます♪焼きそうめんなので水分がなく、麺が絡まりやすいのですが、卵黄のおかげでほぐれやすくなりました。
食べてみると、そうめんにオイスターソースとしょうゆのキレのある塩味が付いていて、でも思ったよりもあっさりめ。豚バラ肉がたっぷり入っているので、豚バラ肉とそうめんを一緒に食べると、確かに二郎系のような豚の脂のおいしさを楽しめます。
ただ、ラーメンの二郎系を思い浮かべて食べると、ややインパクトに欠けるなと思ってしまう可能性が。かつお節や青ねぎをトッピングしているので風味がよく、旨味がしっかりあるしょうゆ系混ぜそうめんという印象でした。
次はレンチン2分で作った「卵白スープ」をいただきます。
卵白は小さな固まりになってスープに浮いています。飲んでみると、あっさりとしたしょうゆラーメンのスープのような味わいです。
オイスターソース、しょうゆ、ゴマ油だけだと塩味が際立ちそうですが、うま味調味料を加えたことで、だしで作ったようなおいしさを感じます♪
卵黄をトッピングしたら必ず卵白が残るので、レンチンですぐに作れる「卵白スープ」を添えるのは、いいアイデア。食材を無駄なく使え、献立としても一品増えるのでおすすめですよ。
温かくて豚肉たっぷり!「豚あぶらそうめん」は一年中楽しめるレシピ♪
リュウジさんがそうめんを一年中おいしく食べられるレシピとして考案した「豚あぶらそうめん」は、豚肉がたっぷりと入っていて食べ応えのある一品でした。
温かいそうめんはコシがなくなりがちですが、酢を加えたお湯で通常よりも短い時間で茹でることで、炒めてもしっかりとコシが保たれ、歯ごたえのよさを感じる仕上がりに。焼きそうめんのおいしさを楽しめました。
そうめんは淡泊であっさりとした味付けのレシピが多いので、しっかり味付けされた「豚あぶらそうめん」は、そうめん界の二郎系と言ってもいいのかもしれませんね。
豚バラ肉がたっぷりと入っていますが、オイスターしょうゆのキレのある味わいとかつお節の風味が効いているので、あっさり食べられますよ!簡単に作れるので、ぜひ作ってみてくださいね。
配信: あたらしい日日
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