秋が段々と近づいてくると、夕方の風が涼しく心地よかったり、陽の落ちる時間が少しづつ早くなったりと、季節の変化を体感することが増えてくるものです。
日本の秋は、木々の葉が紅葉で赤く色づいたり、どんぐりや、松ぼっくりなど、様々な実が落ちていたりと、子供が遊べる自然のものを沢山見つけることができます。
都会は中々自然がないとは聞きますが、お子さんの視線の先には、何かしら新鮮な発見があるはずです。
親子で散歩していると「これはなんだろう?」と、はじめてみる花のにおいをかいでみたり、気に入った小枝や実などを(小言を言われながら)家に持ち帰ったりした経験は誰しもあると思います。
自然に触れることで、お子さんの好奇心をどんどんと育み、におい(嗅覚)を感じたり、触ったりすることで(触覚)経験を重ね、自然の中で心地よく過ごせるようになると言われています。こちらでは、松ぼっくりや、松葉を使った簡単な飾りものの作り方をご紹介していきます。
参照:Pixabay
秋になると葉は何故赤くなるの?
秋から冬にかけて温度が低下することによって、葉の緑色を作っている成分(クロロフィル)が、段々と少なくなり、代わりに赤や黄色の成分が目立つようになるのです。
葉の緑色が弱まると、もとから葉にあった別の色素の色が目立つようになります。多くの葉には、クロロフィルの他にも、黄や赤に見えるカロテン類などの色素を持っています。
また、一般的には紅葉は光が強く寒暖差の大きい場所の方が鮮やかに発色し、平地の街中より空気が澄んでいて冷え込みも厳しい山地のほうが色鮮やかに発色します。
山地の紅葉は9月下旬から始まります。紅葉の散策もかねたアウトドアは、冬まで親子で楽しめそうですね。
参照:Pixabay
マツボックリの生け花
マツボックリは、ぬれると閉じて、乾くと開き種を飛ばします。マツボックリに草花を入れて、かわいい生け花をつくってみましょう!
【用意するもの】
・クロマツ、アカマツなどのマツボックリ
・小さな草花
・グラスなど
・水
【遊びかた】
①飾りたい草花を用意します。
②マツボックリが入るグラスなどの容器を用意し、マツボックリと水を入れる。
③マツボックリが少し閉じてきたら、草花をマツボックリにさします。
④マツボックリは、水につけて20〜30分位で閉じ、草花はとれなくなります。
小さな草花をさすととてもかわいいです。マツボックリが閉じるまでの時間は、大きさや、乾かし方にもよります。閉じても、また乾かすと開きます。
参照:ハテナブログ まつぼっくり生け花 – 街の木コレクション
配信: mamaPRESS