東山紀之のジャニーズ新社長就任、反対意見が8割! 解散求める声も


会見に登壇した藤島ジュリー景子前社長、東山紀之新社長、ジャニーズアイランド井ノ原快彦社長(写真:サイゾーウーマン)

 イギリス・BBCのドキュメンタリー番組を発端に、大きな社会問題となった故・ジャニー喜多川氏の性加害問題。9月7日に開かれた会見では藤島ジュリー景子社長の退任と、東山紀之の新社長就任が発表されました。

 東山の新社長起用をめぐってネット上は賛否両論となり、性加害に対する質疑応答での歯切れの悪い回答は世間の不信感を増幅させる結果に。

 そこで今回は、「ジャニーズ事務所の新社長、東山紀之の就任はあり? なし?」をアンケート調査しました。

 回答の選択肢は下記の4つ。これらから1つを選び、回答してもらいました。

(実施期間:2023年9月7日~2023年9月11日、回答数:235)

・あり

・なし

・ほかのタレントがいい

・タレントではない人がいい

1位:ジャニーズ事務所、東山紀之の社長就任は「なし」43%

 過半数に近い43%の得票率でトップに立ったのは「なし」の声。事務所の大きな決断がファンにはっきり「NO」を突きつけられたかたちであり、今回の人事に対する反発がかなり強い状況が窺えます。

 寄せられたコメントを見ても新社長は外部から招くべきだったという声が多く、長年の功労者とはいえ“身内”である東山の起用を「甘い対応」と捉える人が続出。また東山が会見で性加害問題を知っていたか問われた際に「うわさで聞いていた」「自分は被害にあっておらず後輩からの相談もなかった」と回答した点についても、ネット上で「責任回避にしか聞こえない」と厳しい目を向けられていました。

 東山は新社長就任を受け、年内をもってタレント業を引退することを発表。メインキャスターを務めていた『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)はすでに降板しています。ジャニーズ事務所と所属タレントを牽引するための“覚悟”とも受け止められますが、批判の声が止まない現状を考えると相当厳しい船出といえるのではないでしょうか。

2位:ジャニーズ事務所、社長は「タレントではない人がいい」42%

「なし」と答えた人が全体の43%でトップになったとはいえ、実は「タレントではない人がいい」との回答も42%とほぼ同様の水準でした。いずれにせよ、1位・2位の得票率だけで東山の新社長就任に反対する声が8割以上にのぼったことになります。

 所属タレントの社長就任といえば、会見にも出席していた井ノ原が滝沢秀明の後を継いで昨年11月よりジャニーズアイランドの社長に就任。今回の人事で事務所の経営を再び自社タレントに任せたとあって、結局のところ“身内経営”の色合いが強くなった印象は否めません。

 「タレントではない人がいい」と回答した人からは、「仲間内じゃ刷新は無理」「ジャニーズに関係のない部外者が良いと思います」といったコメントが。また事務所運営の鍵を握る社長という最重要のポストであるため、タレントの東山に務まるのかという懐疑的な目も向けられていました。

 外部の人間でもなければ経営のプロでもない東山の就任によってジャニーズ事務所がどのような道を歩むのか、ファン以外からも大きな注目を集めそうです。

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