なくしてからでは遅い!スマホ紛失時の対処法とは

第579回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
スマホは便利な半面、常日頃から持ち歩いているせいか紛失もしやすいです。Lookoutの調査によると、スマホ保有者の約2割は“紛失経験”があるそう。紛失理由の多くは、置き忘れなどの”うっかりミス”…。すぐ見つかってホッとできたらいいのですが、なかなか見つからないことだってあります。そんな時は、どうすればいいのでしょうか?

なくしてからでは遅い!スマホ紛失時の対処法とは

スマホをなくした…! 紛失した場所に心当たりはある?

まずは、焦らずに「電車から降りるまではスマホを持っていた」、「さっき外食をした時に使ったのは覚えている」と、最後にスマホを使った場所を思い出してみてください。思い出したら、その心当たりのあるお店や駅などに問い合わせを。

家族や友人が近くにいれば、紛失したスマホに電話をかけてもらうと、見つけた人が出てくれるかもしれません。あるいは、実はカバンのなかにあったり、車の座席の隙間に落ちていただけだったりすることもありますよね。それでも見つからなかったら、警察署や交番で「遺失届」を出すことが重要。警察にスマホが届けられたら連絡がきます。

遺失物届を出したら、または紛失した場所の見当がつかない時

紛失したスマホに、紛失対策アプリを入れてある場合は、遠隔操作を活用して場所を特定・悪用されないように画面をロックすることができます。最悪の場合ですが、スマホのデータを削除することも可能。また、iPhoneの「iPhoneを探す」機能、Androidの「Androidデバイスマネージャー」が有効になっていれば、遠隔で同じようなことが行えるようです。

とはいえ、それだけでは安心できないので、各スマホキャリアにも問い合わせることも大事。通話やメール、ウェブサイト閲覧を一時停止できたり、紛失したスマホにロックをかけたり、スマホの位置を特定してくれるサービスがあります。ただし、ロックや位置を特定してくれるサービスは、事前に登録が必要なことがあるので確認しましょう。

電子マネー悪用を防ぐため各会社に電話 SNSパスワード変更も

スマホの設定や契約によっては、遠隔でロックをかけられないこともあります。ロックがかからないと、電子マネーをスマホで利用している場合、勝手に使われてしまう可能性もあるので、使用している各電子マネー会社に紛失した旨を伝えて、利用を停止してもらいましょう。普段から電子マネーを多用している人は、この手順を最優先した方がより安全かもしれません。

また、SNSアカウントが乗っとられる恐れもあるので、使っているSNSのパスワード変更も忘れずに行いたいポイント。

財布やカードをなくしたり、大切なアクセサリーをなくしたり…。誰だって1度や2度くらいありますよね。子どもだったらなおさらです。子どもがスマホをなくしてしまわないように、ネックストラップにして首からかけるなどの対策を。紛失時の遠隔対応のために、事前に紛失対策アプリや設定をしておくことをオススメします。

パパママはもちろん、もし子どもがスマホをなくしてしまっても、焦らずに、まずは「どこでスマホがなくなったのかわかる?」と優しく尋ねて、上述の手順で探していきましょう。
(文・山本健太郎/考務店)