身体が冷える3つの原因
身体の冷えは、季節を問わず女性に多い悩みと言われています。寒い冬は、暖房や厚着で身体の外側をいくら温めても、身体の内側が冷えたままでは改善されておらず、肩こりや腰痛、生理痛や貧血、肌のくすみなど、身体の不調の原因へと繋がる可能性があります。
【同じ姿勢のままの血行不良】
冬の寒さで身体を丸めたり、日頃の仕事で同じ姿勢を続けていたりすると、身体の緊張状態が続いて筋肉が硬くなり、血管を圧迫させることがあります。血管の圧迫は、血液の流れを悪くし、血行不良へと繋がりやすいです。血行不良が起こることにより、足先などの冷えの原因になると言われています。
【寒暖差による自律神経の乱れ】
自律神経は、身体の体温を一定に調節する働きがあります。暖房の効きすぎなどにより寒暖差の感覚が鈍くなり、自律神経が乱れて体温調節がうまく働かなくなり、身体の冷えへと繋がると言われています。
【筋肉不足による代謝低下】
女性は男性と比較すると筋肉量が少なく、筋肉を動かすことによる熱を作る力が弱く、基礎代謝も低下しやすいです。筋肉不足から血液循環が悪くなり身体の冷えと繋がる可能性も。また、運動不足により筋肉量が少ない人も身体が冷えやすいと言われています。
身体の内側から温める3つの食材
冬の時期は身体の内側から温める食材が豊富なので、食べ物で温活ができるでしょう。
【冬が旬の野菜】
寒い冬に収穫される野菜は、寒さに強く身体を温める効果が期待できます。中でも根菜類は、ビタミンやミネラルが豊富で身体を温める作用があります。
◆かぼちゃ、ごぼう、人参、山芋など
【生姜やにんにく】
生姜はジンゲロン、ショウガオールといった身体を温める成分が含まれており、冷え改善に効果的です。
にんにくには硫化アリルの一種であるアリシンが含まれており、毛細血管を広げて血行促進する効果が期待できます。
【発酵食品】
発酵食品は腸内環境を整え、血行促進・代謝を良くするそう。発酵食品に含まれる酵素には、身体を温める効果が期待できると言われています。
◆納豆、味噌、醤油、漬け物、キムチなど
寒い冬は身体を温める食材を使うだけでなく、煮物や鍋、スープや味噌汁など温かい食事を摂ることをオススメします。極端な食事制限をしたダイエットなど、栄養バランスの偏った食事は、身体の冷え原因に繋がるそうなので気をつけましょう。
いかがでしたか?身体を温める食材を意識しながら、一日3食バランスよく食べて冬本番に向けて冷え対策をしましょう!