
断捨離して後悔したもの
勢いあまって捨ててしまったものの、後々とても後悔する物としていくつか抜粋。実は高値で売れる物や思い出の物などを捨てたことに後悔する人が多い様子。
◇フィギュア・人形・昔のマンガなど
捨てた後に、オークションなどで高価で取引されていることを知り、後悔するパターンが少なくないようです。
◇ベビー用品
ネット上に「子どもが小学校にあがり、もう使うことはないと思って処分したが、数年後に赤ちゃんが…。取っておいたら使えたのに」と、ママの後悔の声が多数あがっていました。
◇アルバム・写真
嫌な思い出が写っているアルバムや写真は処分してしまいがち。でも、ふっと若い頃の自分を見たいと思った際、そのアルバムが必要になることもあるようです。
そのほかにも、レコードやCD、手帳、子どもの頃にもらった表彰状など。捨てた後に、捨てた物の大切さに気づいても後悔先に立たず…。
断捨離とは物を捨てることと「執着」から離れること…?
断捨離をして、後悔する人たちがいる一方で、まったく後悔しない人も。その違いは一体何なのでしょうか。インターネット上ではこんな声もあがっています。
「断捨離とは、モノを捨てるというより、モノに対する執着心を捨てることだと思うのです。したがって捨てた後に『あぁ!!』となるのは、断捨離ができていない証拠のように思います」
このように断捨離を成功させる秘訣のひとつは、「執着心を捨てること」なのかもしれませんね。
「脱断捨離」 取っておけばいつか役に立つ日が来ると願う人たち
2010年の流行語大賞にノミネートされた「断捨離」。断捨離がブームになってから、もうかれこれ6年になりますが、近年では、最小限主義者を意味する「ミニマリスト」という言葉まで出てきました。しかし、なかには物を捨てるブームには乗るまいと「反断捨離派」もいます。太って着られなくなった服も、またその服を着られるようになる! とダイエットの目標にする人や、何かに使うかも、と取っていた物が再利用できたときに格別の嬉しさを感じる人も。
断捨離には、人によって向き不向きがあるのかもしれません。執着心をなかなか捨てることができない人は、断捨離よりも、うまく物を収納する方法を覚えれば、物を捨てずに済むかもしれませんよ。
(文・山本健太郎/考務店)
断捨離が苦手な人は収納上手になろう!
