キウイに含まれるダイエット向けの美容成分とは?
外国産が有名すぎて、え?キウイって日本で育つの?と思ったあなた!
キウイの原産は中国。外来種ではありますが、南国育ちのバナナよりも日本の風土に近いフルーツなんです。そしてキウイの旬は秋〜冬(10〜12月頃)。旬の食べ物には、栄養素がぎっしり詰まっています。キウイに含まれる美容効果の高い成分は以下の通り。
◇食物繊維
食物繊維が豊富なフルーツというと、やはりバナナを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?ところが、グリーンキウイ1個には、バナナ約3本分の食物繊維が含まれているんです。
しかも、腸内で善玉菌のエサとなり、糖の吸収を穏やかにする水溶性食物繊維と、便のカサを増やす不溶性食物繊維がダブルで腸内環境を整えてくれるでしょう。
◇カリウム
むくみがちな身体に補いたいミネラルといえば、ナトリウムを排出するのに役立つカリウム。油断するとすぐに摂り過ぎになってしまう塩分=ナトリウム。それをうまく排出しやすくするミネラルがカリウムです。
野菜や海藻にも多く含まれていますが、水溶性で水に溶け出すため、生で食べられるフルーツでの摂取がおすすめ。
◇葉酸
妊活女性にはおなじみのビタミンである葉酸も、キウイには豊富に含まれています。胎児の正常な発育を助けるほか、貧血を改善して妊娠しやすい身体作りをするのに重要なビタミンと言われています。
水溶性ビタミンでありカリウムと同じく加工で失われやすいので、そのまま食べて最大限に摂取しましょう。
◇ビタミンC&ビタミンE、ポリフェノール
抗酸化作用があり、老化を早める過剰な活性酸素の除去に役立つと言われています。
張りのある若々しい美肌を保つには、ビタミンCとEを合わせて摂るのがより効果的とされており、どちらもグリーンキウイよりもゴールドキウイに多く含まれています。
他にも色々、キウイに含まれるうれしい栄養素と食べ頃の見極め
さて、キウイのダイエットや美肌に良い成分をご紹介しましたが、他にも見逃せない成分が入っています。それが以下の2つ。
◇アクチニジン
キウイフルーツ特有のタンパク質分解酵素。肉や魚といったタンパク質の分解を助けて消化吸収をよくする働きがあるので、体内でのエネルギー活用効率が高まると言われています。グリーンキウイにより多く含まれています。
◇有機酸
キウイに含まれるクエン酸やリンゴ酸、キナ酸といった有機酸が、貧血改善や疲労回復に役立つとされています。疲れにくいハツラツとした身体作りに役立てて、いつも元気でいたいですね!
最後にキウイを美味しく食べるために、キウイの食べ頃の見極め方をご紹介します。
キウイは樹上で完熟しないため、収穫した直後は硬くて酸っぱいだけの、追熟が必要なフルーツです。優しく握ってみてまだ硬いと感じたら室温に置いておくか、追熟を早めたいときはリンゴやバナナと一緒にレジ袋に入れておきましょう。
程よい弾力が感じられるようになったら食べ頃です。熟したキウイは酸味がまろやかになり、甘味が増しているでしょう。
通年では手に入らない国産のキウイ、見かけたら是非味わってみてくださいね。
出典:東京慈恵会医科大学附属病院 栄養部(2019)『その調理、まだまだ9割の栄養捨ててます!』(世界文化社)