ナッツに期待できる健康効果とは?含まれる成分や効果的な食べ方を解説

健康に効果的なナッツの食べ方

 

栄養素が豊富で健康維持に役立つとされるナッツ。食べ方を意識すると、健康的な効果をより得られるでしょう。

1日25グラムを目安に食べる

ナッツはカロリーが高いため、1日25gを目安に食べましょう。25gは片手の手のひら一杯くらいの量です。食べるナッツの種類によっても前後しますが、25gのカロリーは約150〜200kcal。この量を毎日食べ続けるのがおすすめです。

無塩・無添加のナッツを食べる

ナッツを食べるときは、無塩や無添加のものを選びましょう。おつまみやお菓子のナッツには、油や塩が使われているため、むくみやすくなります。またカロリーも高いので、ダイエットの逆効果になることも。余計な添加物が多く入っていることもあるため、体への影響を考慮しなくてはいけません。

食前もしくはおやつの時間に食べる

食べるときによく噛むナッツは少量でも満腹感が得やすいため、食事の30分前に食べると食事量を自然に減らせます。また午後3時は脂肪を作りにくい時間なので、おやつとしてナッツを食べるのも良いでしょう。



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複数のナッツを同時に食べる

先述した通り、ナッツによって持つ栄養素にそれぞれ違いがあります。そのため複数のナッツを同時に食べると、多くの栄養素をバランス良く摂取しやすいでしょう。また、複数のナッツを組み合わせることによって、毎日食べても飽きにくいといったメリットもあります。

ナッツの食べ過ぎがもたらす影響

 

ナッツは健康に効果的な食べ物ですが、食べ過ぎると体に悪影響を及ぼす可能性があります。ナッツの食べ過ぎを防止するためにも、どのような影響を与えるのかチェックしましょう。

肥満につながる

ナッツは栄養素が豊富であると同時にカロリーが高いため、食べ過ぎは肥満の原因につながります。そのため、1日の間食の目安でもある200kcalを超えて食べるのはおすすめできません。

 

また、寝る前の時間帯にナッツを食べるのも注意が必要です。昼間と比べて運動量が少なくエネルギーに変換されにくいので、太りやすくなります。

胃腸の調子を悪くする

ナッツに含まれている不溶性の食物繊維は消化しにくく、胃もたれや吐き気を引き起こす可能性があります。また、不溶性食物繊維は腸内で水分を吸収する働きを持っているので、過剰摂取すると硬い便や便秘の原因にもなりかねません。さらに食物繊維に加えて油分も豊富なため、下痢を引き起こすことも。

 

不溶性食物繊維だけではなく、納豆や海藻、野菜などに含まれる水溶性食物繊維もバランス良く摂ること、適正量を食べることを意識しましょう。

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