外来診療の歯科衛生士の働き方 | 一日のスケジュール

外来診療の歯科衛生士の働き方 | 一日のスケジュール

外来診療の歯科衛生士の働き方

歯科衛生士の就職先は、一般的に歯科クリニックがほとんどです。クリニックの開院時間や規則によって、日勤、シフト勤務など、働く時間帯が異なります。また勤務曜日に関しては、土曜診療を行うクリニックであれば土日休みでは無く、日曜日と平日のいずれかの曜日が休みとなり、固定もしくはシフトで休日が決まります。

外来診療の歯科衛生士の一日のスケジュール

ここでは、9時診療開始で19時診察終了のクリニック(日勤)の業務を例として挙げて、一日のスケジュールをご紹介します。歯科衛生士がどのような働き方をしているのか、イメージしながらご確認ください。

出勤

9時に午前診療開始なので、その30分ほど前に出勤します。診療に使う器具の準備や洗浄、院内の掃除などを行って、診療開始に備えます。その後、診療開始前にスタッフ同士でその日の予約状況確認や連絡事項の共有を行います。

診療開始

診療開始後、担当の患者様が来院したら対応します。歯科衛生士としての仕事は、歯石除去などのクリーニングや定期健診などのメンテンナンスがおもとなり、患者様ひとりにかかる時間は30分〜45分ほどです。自身が担当する患者様の対応以外では、歯科医師の診療や手術等のサポートを行います。午前診療では高齢者の患者様の対応が比較的多いです。

昼休み

午前診療が終わると昼休みです。歯科クリニックは午前診療と午後診療の間は閉めていることが多いため、忙しくて昼休みがとれないということは少ないです。個人経営のクリニックの場合は、昼休みを2時間とる場合もあります。

午後診療

午後診療でも午前診療と基本的に同じ仕事をします。午後は園や学校が終わった子ども、仕事帰りの方などが多くなる傾向です。また、器具などを扱う業者が決まった曜日、時間に納入にやってくるので、その対応を行う場合や、月1回程度勉強会や研修へ参加する場合もあります。

診療終了

19時になると診療終了です。診療終了後は、器具などの片付けや院内の掃除をします。片付けが終われば基本的に残業無しですぐに帰れますので19時半ごろには退勤可能です。多少診療が長引くときもありますが、歯科クリニックは基本的に予約制ですので残業はとても少ないです。自宅でやらなければならない仕事は無く、退勤後はゆっくり休めます。

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