何百軒ものお店を食べ歩いた男が研究を重ね、辿り着いたという最強の春巻き…それが、料理研究家リュウジさんの「至高の春巻き」。中華系料理を得意とするリュウジさんの中でも、トップクラスにおいしいというレシピだそう。それでありながら、お高めの特別な食材を使わず、スーパーで手ごろな価格で買える材料で作ってくれるところが庶民の味方、リュウジさんの真骨頂。春巻き好きのわたしとしては…もちろん、作ります!
もうお弁当は毎日これにして!リュウジさんの「至高のそぼろ丼」に挑戦♪激ウマの秘密は…白いアレ♡
どこの中国料理店より断トツでうまい!?リュウジさんの「至高の春巻き」とは?
「至高の春巻き」を紹介しているX(旧Twitter)はこちら。
僕の中華の中でもトップクラスに美味しいです
めちゃくちゃ街中華を食べ歩いて研究して作りました
【至高の春巻】
外はパリッ、中はトロっ…最高の食感を追及しました
本当にうまいもん食べたい方だけ是非、とびます
レシピはこちら!https://t.co/6ifs2lWosA pic.twitter.com/s2TNJzSr9d
— リュウジ@料理のおにいさんバズレシピ (@ore825) March 9, 2022
Postを見た人から「今日作ります!!!」「リュウジさんの春巻きとか、作らないわけにいかない!!!!」「今日、夫が作ってくれました♪本当に最高です!リュウジさん、天才」「作りました~ キャベツなくて白菜で作りましたが、とーってもおいしいです」などなど、テンション高めのコメントが届いていました(笑)。
作った人からも大評判のようで、中には「ままへ きょうのはるまきさいこうだったよ」と、お子さんから手紙をもらった方もいましたよ。
では、作ってみましょう。
リュウジさんの「至高の春巻き」の材料と作り方
材料が多いので、画像は2枚に分けています。
【材料】10本分
春巻きの皮…10枚
たけのこの水煮(細切り)…120g
キャベツ…120g
しいたけ(生)…50g
きくらげ…3g(乾燥した状態での重さ)
春雨…15g(乾燥した状態での重さ)
豚こま切れ肉…100g
ラード…大さじ1
塩…適量
こしょう…適量
中華ペースト…小さじ1/2 ※リュウジさんは「創味シャンタン」を使っていました。
しょうゆ…大さじ1
オイスターソース…大さじ1
砂糖…小さじ1
うま味調味料…3振り
黒こしょう…適量
サラダ油…適量
◆餡の素
水…200ml
日本酒…大さじ1
ゴマ油…小さじ2
片栗粉…大さじ1
◆春巻き用の「のり」
小麦粉…大さじ1
水…大さじ1
【作り方】
1.具材の下準備をします。
きくらげと春雨はぬるま湯で戻します。ぬるま湯とは、水道の蛇口から出る41~42℃くらいのお湯とのこと。早く戻したい場合は、熱湯を使うといいそうです。
戻したきくらげは細切りに、春雨は半分に切ります。
キャベツは千切りにします。
しいたけは軸を切り落として薄切りにします。
切り落とした軸をリュウジさんは先っちょだけ切り落とし、あとは縦に薄切りして使っていました。食材を無駄にしないところ、素敵です。
2.豚こま肉は細切りにします。
3.「餡の素」を作ります。
大きめの計量カップなどに、水、日本酒、ゴマ油、片栗粉を入れてよく混ぜます。
4.フライパンにラードを入れ、強めの中火にかけます。
豚こま肉に塩とこしょうをして、炒めます。
豚肉の色が変わったら、たけのこ、キャベツ、しいたけ、きくらげ、春雨を入れて炒めます。
ここでミス!たけのこを入れるのを忘れてしまいました…とほほ。工程5で気づいて、たけのこを入れました(苦笑)。
野菜がしんなりしたら、中華ペースト、しょうゆ、オイスターソース、砂糖、うま味調味料、黒こしょうを入れて軽く炒めます。
5.4に3を入れてとろみをつけます。火加減は指示がなかったので中火にしました。
ここで、入れ忘れていたたけのこを入れました(苦笑)。
水分が適度に飛んで、とろみがついたら火を止め、バットなどに移して粗熱を取ります。
6.春巻き用の「のり」を作ります。
小さめの器に小麦粉と水を入れて、よく混ぜます。
7.春巻きの皮のザラザラな面を上にして置き、餡を手前にのせます。
手前の皮を具に被せ、
両端の皮を折ります。
くるくると巻いて、皮の先あたりに「のり」をつけて、閉じます。
8.フライパンに底から1cmほど油を入れ、160℃くらいに熱します。目安は、菜箸を入れて細かい泡が静かに上がってくる状態。
春巻きを入れて、全体がカリッとするまで、途中でひっくり返しながら、ゆっくり揚げます。火加減は弱めの中火。
今回は5分ほど揚げました。
9.春巻きは油を切り、お皿に盛り付けて出来上がり。
チューブのからし(分量外)としょうゆ(分量外)を適量混ぜた、からしじょうゆをつけていただきます。
調理時間は25分。工程が多いので時間はかかりますね。ですが、難しい作業はないので、簡単に作れます。ただ、餡づくりから揚げるまでを一気に連続してやるのは大変なので、餡だけ先に作っておいて、食べる直前に包んで揚げるのが楽かなと思います。
では、いただきます!
おお~、おいしい。お店で食べるような本格的な春巻きです♪皮はパリパリで、中の具はとろっとして…このコントラストが最高。キャベツの甘味も感じます。
たけのこのシャキシャキ、きくらげのコリコリ、春雨のとぅるん…と具材にいろいろな食感があって楽しいです。そして、食感の違いが味の豊かさにもつながっているような気もします。
下味がしっかりついているのでそのまま食べてもおいしいですが、からしじょうゆをつけると、より本格的な味わいになりますよ。ちなみに、夫はこしょう(分量外)をつけて食べていました。なかなか通な食べ方ね…。
「どこの中国料理店より断トツでうまい!」と、リュウジさんが自信満々でおすすめしている「至高の春巻き」。ぜひ、作ってみてはいかがでしょう。
配信: あたらしい日日
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