何百件も町中華を食べ歩いて辿り着いた「至高の春巻き」に挑戦♪シャキ!コリッ!とぅるん♡食感の渋滞

何百件も町中華を食べ歩いて辿り着いた「至高の春巻き」に挑戦♪シャキ!コリッ!とぅるん♡食感の渋滞

何百軒ものお店を食べ歩いた男が研究を重ね、辿り着いたという最強の春巻き…それが、料理研究家リュウジさんの「至高の春巻き」。中華系料理を得意とするリュウジさんの中でも、トップクラスにおいしいというレシピだそう。それでありながら、お高めの特別な食材を使わず、スーパーで手ごろな価格で買える材料で作ってくれるところが庶民の味方、リュウジさんの真骨頂。春巻き好きのわたしとしては…もちろん、作ります!

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どこの中国料理店より断トツでうまい!?リュウジさんの「至高の春巻き」とは?

「至高の春巻き」を紹介しているX(旧Twitter)はこちら。


Postを見た人から「今日作ります!!!」「リュウジさんの春巻きとか、作らないわけにいかない!!!!」「今日、夫が作ってくれました♪本当に最高です!リュウジさん、天才」「作りました~ キャベツなくて白菜で作りましたが、とーってもおいしいです」などなど、テンション高めのコメントが届いていました(笑)。

作った人からも大評判のようで、中には「ままへ きょうのはるまきさいこうだったよ」と、お子さんから手紙をもらった方もいましたよ。

では、作ってみましょう。

リュウジさんの「至高の春巻き」の材料と作り方

材料が多いので、画像は2枚に分けています。


【材料】10本分
春巻きの皮…10枚
たけのこの水煮(細切り)…120g
キャベツ…120g
しいたけ(生)…50g
きくらげ…3g(乾燥した状態での重さ)
春雨…15g(乾燥した状態での重さ)
豚こま切れ肉…100g

ラード…大さじ1
塩…適量
こしょう…適量  
中華ペースト…小さじ1/2 ※リュウジさんは「創味シャンタン」を使っていました。
しょうゆ…大さじ1
オイスターソース…大さじ1
砂糖…小さじ1
うま味調味料…3振り
黒こしょう…適量
サラダ油…適量

◆餡の素
水…200ml
日本酒…大さじ1
ゴマ油…小さじ2
片栗粉…大さじ1

◆春巻き用の「のり」
小麦粉…大さじ1
水…大さじ1

【作り方】

1.具材の下準備をします。

きくらげと春雨はぬるま湯で戻します。ぬるま湯とは、水道の蛇口から出る41~42℃くらいのお湯とのこと。早く戻したい場合は、熱湯を使うといいそうです。

戻したきくらげは細切りに、春雨は半分に切ります。

キャベツは千切りにします。

しいたけは軸を切り落として薄切りにします。

切り落とした軸をリュウジさんは先っちょだけ切り落とし、あとは縦に薄切りして使っていました。食材を無駄にしないところ、素敵です。

2.豚こま肉は細切りにします。

3.「餡の素」を作ります。

大きめの計量カップなどに、水、日本酒、ゴマ油、片栗粉を入れてよく混ぜます。

4.フライパンにラードを入れ、強めの中火にかけます。

豚こま肉に塩とこしょうをして、炒めます。

豚肉の色が変わったら、たけのこ、キャベツ、しいたけ、きくらげ、春雨を入れて炒めます。

ここでミス!たけのこを入れるのを忘れてしまいました…とほほ。工程5で気づいて、たけのこを入れました(苦笑)。

野菜がしんなりしたら、中華ペースト、しょうゆ、オイスターソース、砂糖、うま味調味料、黒こしょうを入れて軽く炒めます。

5.4に3を入れてとろみをつけます。火加減は指示がなかったので中火にしました。

ここで、入れ忘れていたたけのこを入れました(苦笑)。

水分が適度に飛んで、とろみがついたら火を止め、バットなどに移して粗熱を取ります。


6.春巻き用の「のり」を作ります。

小さめの器に小麦粉と水を入れて、よく混ぜます。

7.春巻きの皮のザラザラな面を上にして置き、餡を手前にのせます。

手前の皮を具に被せ、

両端の皮を折ります。

くるくると巻いて、皮の先あたりに「のり」をつけて、閉じます。


8.フライパンに底から1cmほど油を入れ、160℃くらいに熱します。目安は、菜箸を入れて細かい泡が静かに上がってくる状態。

春巻きを入れて、全体がカリッとするまで、途中でひっくり返しながら、ゆっくり揚げます。火加減は弱めの中火。

今回は5分ほど揚げました。

9.春巻きは油を切り、お皿に盛り付けて出来上がり。

チューブのからし(分量外)としょうゆ(分量外)を適量混ぜた、からしじょうゆをつけていただきます。

調理時間は25分。工程が多いので時間はかかりますね。ですが、難しい作業はないので、簡単に作れます。ただ、餡づくりから揚げるまでを一気に連続してやるのは大変なので、餡だけ先に作っておいて、食べる直前に包んで揚げるのが楽かなと思います。

では、いただきます!

おお~、おいしい。お店で食べるような本格的な春巻きです♪皮はパリパリで、中の具はとろっとして…このコントラストが最高。キャベツの甘味も感じます。

たけのこのシャキシャキ、きくらげのコリコリ、春雨のとぅるん…と具材にいろいろな食感があって楽しいです。そして、食感の違いが味の豊かさにもつながっているような気もします。

下味がしっかりついているのでそのまま食べてもおいしいですが、からしじょうゆをつけると、より本格的な味わいになりますよ。ちなみに、夫はこしょう(分量外)をつけて食べていました。なかなか通な食べ方ね…。

「どこの中国料理店より断トツでうまい!」と、リュウジさんが自信満々でおすすめしている「至高の春巻き」。ぜひ、作ってみてはいかがでしょう。

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あたらしい日日
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世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
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