フリーズドライみそ汁で栄養たっぷり!パパっと作れるごはんレシピ

進化する「フリーズドライみそ汁」

ここ近年、スーパーの「フリーズドライみそ汁」コーナーがどんどん充実してきているのをご存じですか?

さまざまなメーカーの商品が並び、野菜のほか魚介や肉が入ったものなど、ぐっとバリエーションが増えています。インスタントみそ汁は具が似たり寄ったりで、ボリュームもなく味気ない汁物というイメージから大きく進化してきています。

その特徴をいかしてランチメニューやおかずとしてもおいしく食べることができるのです。

今回は、フリーズドライみそ汁を使って、短時間でできる簡単ごはんメニューをご紹介します。

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食材と調味料を一緒に急速冷凍

「フリーズドライみそ汁」は食材や調味料を急速冷凍したインスタント食品の一種です。今までのインスタントみそ汁のように、みそや調味料の袋と具の袋に分かれておらず、1つの袋にまとまっていて手間が少ないこと、軽く混ぜるだけで全体が均一になって溶け残りの塊ができないことなどがメリットとして挙げられます。

お湯をかけるだけで野菜の大きさやシャキシャキ感や風味がしっかりと戻り、食べ応えがあるのも魅力です。

多くがキューブ状になっており、ややかさばりますが、スーパーやコンビニなどで1袋から買え、家族それぞれ好みのものを選べるのも良いところです。

雑炊

冷凍ご飯や、そのまま食べるには少なく感じるご飯のリメイクにピッタリ!

材料(1人分):

水 300ml

フリーズドライみそ汁(お好みのもの。オススメは鯛・あおさ・なめこ等) 1袋

白米 100g

卵 1個

(お好みで) 刻みのり適量

作り方:

① 鍋に水を入れて火にかける。

② 沸騰したらフリーズドライみそ汁を入れ、木べらで混ぜて溶かす。

③ ご飯を加えて軽くほぐし、弱火にして2分ほど煮る。

④ ご飯がふっくらして全体が馴染んできたら、中心に卵を割り入れる。

⑤ 蓋をして2分ほど煮こみ、火を止めたら1分ほどそのまま置いて蒸らす。

⑥ 器に盛り、お好みで刻みのりを散らす。

雑炊にするとちょうど良い塩加減!

普段少ししょっぱく感じるフリーズドライ味噌汁も、雑炊にするとちょうど良い塩加減になります。1人分のレシピとして書きましたが、人数分のフリーズドライみそ汁があれば、何人分でもまとめて作ることが可能です。

かに玉

ボリュームのあるおかずがもう1品欲しい時に!ご飯がすすむしっかり味です。

材料(2~3人分):

フリーズドライみそ汁(蟹が入っているもの) 1袋

湯 80ml

卵 5個

サラダ油 大さじ3

A:水 120ml

A:鶏がらスープの素(かりゅう) 小さじ1/2

A:しょうゆ、砂糖 各大さじ1

A:酢 小さじ2

片栗粉 大さじ1.5

作り方:

① 耐熱ボウルにフリーズドライみそ汁を入れ、湯を加えて溶かす。

② 粗熱が取れた①に、卵を割り入れて溶く。

③ フライパンにサラダ油を熱し、煙が出てきたら卵液を入れる。

④ 木べらで大きく混ぜながら火を通し、半熟に固まってきたら丸く形を整える。

⑤ 皿をかぶせてひっくり返し、そのまま滑らせてフライパンに戻す。

⑥ 再び形を丸く整えながら約1分加熱して器に盛る。

⑦ フライパンをキッチンペーパーでサッと拭き、Aの材料を入れて火にかける。

⑧ 煮立ったら、片栗粉と同量の水を合わせた水溶き片栗粉を少しずつ加えながら混ぜ、とろみをつける。

⑨ 卵の上に⑧のあんをかける。(写真のように、お好みで白髪ねぎやグリーンピースなど彩りになるものをトッピングしてもOK)

小さめのフライパンで作るのがコツ

少し厚みがあった方が卵のふわふわした食感が生きるので、18cm前後の小さめフライパンで作るのをオススメします。

蟹のみそ汁以外に、野菜系や洋風のフリーズドライのスープを使って、具入りのオムライスのように食べてもおいしいですよ。

あんかけ丼

包丁不要で野菜もしっかり取れる、お手軽ランチにオススメの1品です。

材料(2人分):

大豆ミート(水戻し不要でそのまま使えるタイプ) 100g

A:水 200ml

A:酒 大さじ1

A:砂糖 小さじ1

お好みのフリーズドライみそ汁(おすすめは豚汁、揚げナス等) 2袋

片栗粉 大さじ1

ご飯 丼2杯分

作り方:

① フライパンに大豆ミートとAを加えて中火にかける。

② 沸騰したらフリーズドライみそ汁を加え、全体が均一になるまで混ぜる。

③ 片栗粉を同量の水と合わせた水溶き片栗粉を少しずつ加えながら混ぜ、とろみをつける。

④ 丼にご飯を盛り、フライパンの中身を盛る。(写真のように、お好みでイタリアンパセリやパクチー、大葉などを乗せるとオシャレな見た目が演出できます。)

ひき肉の代わりに大豆ミートで脂質とカロリーをカット

今回は、常温保存が可能ですぐに食べられる「大豆ミート」をひき肉代わりに使ってみました。大豆ミートは、ヴィーガンの方やアレルギーのある方がお肉代わりに使う食材ですが、しっかりとした食感と食べ応えがあり、使いたい分だけ使えるので便利です。

フリーズドライみそ汁の味付けのおかげで豆臭さも消え、しっかりとボリュームを感じられる1品に仕上がります。

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