唇の乾燥の意外な原因とは?
唇の乾燥が進む原因は、季節による空気の乾燥が大きく影響しています。ただ、唇はもともと乾燥しやすい箇所といわれ、さらに、気づかないうちにペロッと舐めてしまう癖がある人が少なくないといいます。
そんなことしていないでしょう?と思うかもしれませんが、筆者自身も意識してみると、唇の乾燥を感じたときなどに何気なく唇を舐めてしまっていることが判明…。
唇を舐めればその瞬間は乾燥が改善され、一時的に潤うようにも感じるのですが、その後、唾が乾く際に唾の水分だけでなく唇にあった水分も一緒に蒸発してしまうとされ、唇の乾燥が余計に進んでしまうそう。唇の乾燥が気になるという方は、その点にも注意が必要といえるのです。
唇の乾燥を防ぐ簡単ケア方法&おすすめリップ
●唇の乾燥を防ぐ簡単ケア方法
唇の乾燥を防ぐには、基本中の基本ですが「保湿」が大切です。それには、できるだけ香料や添加物などの刺激が少ないリップクリームを塗って保湿状態を保つことが有効とされています。
その際におすすめの簡単かつ効果的なケア方法は、リップクリームを色々な場所に置いておくという方法。化粧ポーチや化粧台に1つ置いておくだけでは、いざ乾燥を感じたときにさっと塗れません。台所、パソコンの脇、玄関の棚、寝室のベット脇…など、主な活動先ですぐにリップが手に取れるようにしておきましょう。
仕事中のばっちりメイク中に唇の乾燥を感じたときも、(本来だったらきちんと口紅を落としたいところですが)一時的な緊急措置として、その上からリップを軽く重ねることで保湿効果が期待できるそうです。
ただ、リップクリームを塗る回数もやり過ぎは禁物です。乾燥を感じたときに、という程度がおすすめです。
●おすすめリップ
・ワセリンリップ…白色ワセリンを唇用に塗りやすくしたリップです。多くは無添加、無香料なので、敏感肌や赤ちゃんまで使えて安心です。香料や天然の植物成分が含まれているものは、アレルギーを起こす可能性がゼロではないので、傷や出血があるときやアレルギー体質の人は、無添加のリップを選ぶ方が安心かもしれません。
・カラー付きリップ…ちょっとしたお出かけやバッチリメイクでなくても大丈夫な職場なら、口紅ではなく、保湿効果が高いカラー付きリップがおすすめです。リップとは思えないほどきれいな発色をするものが増えていて、保湿効果も◎なので一石二鳥です。
昔と違って、高品質、高機能のリップがたくさん販売されています。早速試してみてはいかがですか。
※あまりにひどい乾燥が続く場合、ヒリヒリや痛みなど不快感が悪化する場合、傷や出血などがみられる場合は、炎症やその他の病気が隠れていることもあるので医療機関を受診しましょう。