「フライドポテト」は揚げない!油大さじ1で焼いてみた♪デンプンを焼き付けてカリカリ羽根を作るべし

「フライドポテト」は揚げない!油大さじ1で焼いてみた♪デンプンを焼き付けてカリカリ羽根を作るべし

「とりあえず旨いものくって元気出せ」の暖簾のトップ画面が印象的なYouTubeチャンネル『くまの限界食堂』さん。「楽しい時も辛い時も悲しい時も嬉しい時も『まぁ飯喰ってけよ』って言える場所でありたい」という素敵な志のチャンネル内には、ちょっと変わった、でも簡単でおいしいレシピにあふれています。その中で今回見つけたのは、”油大さじ1だけ”で作れるというフライドポテト♡しかも”想像の数倍簡単”らしい。これは、作ってみるしかありません! 

その発想はなかった!スライスして巻いて揚げる♪「くるくるフライドポテト」はカリッ&ほっくほくの新食感♪

シンプルな材料で気軽に♪揚げずに簡単「カリホクッのポテト」に挑戦!

「フライドポテト嫌いな人いる⁉︎」ってモラハラのような発言をしてしまいそうなくらい、老若男女問わず好きな方の多いイメージなフライドポテト。おいしいけれど揚げ物をするのは手間だったり、健康面が少し気になってしまうというのも現実です。くまの限界食堂では、そんな悩みを吹き飛ばしてくれる新しいレシピを提案しています。「フライドポテトもう揚げなくていい」って…本当に⁉︎

餃子みたいな見た目も気になる〜!さっそく挑戦していきます♪ 

【材料】
じゃがいも…5個(目安は350~400g)※種類は男爵がおすすめ。
油…大さじ1
水…適量 

材料はたったのこれだけ、とてもシンプル。片栗粉は必要に応じて使用していきますので、基本は3つの材料のみ用意すればOK。

今回使ったじゃがいもは動画でおすすめしていた男爵です。

ポイントさえ抑えれば作り方はとても簡単!

1.じゃがいもを8等分にカット。

皮ごと使うのでよく洗い、芽があったら除去することを忘れずに。

この切った時の断面にジュワッと滴りそうになっている液体が”でんぷん”。このでんぷんが今回のレシピの大事なキーポイントとなります。これを逃さないようにまな板には放置せず、そのままフライパンに入れていきます。でんぷんの出方は動画で見たよりはやや少なめかも知れませんが、「これがでんぷんか」とちょっと感動しますよ。

2.水につけて10分程度待つ。

全て入れたら、じゃがいもが半分浸かるくらい水を入れて10分待ちます。そうするとじゃがいもから出たでんぷんで水が濁ってきます。含有量が多いものだと結構しっかり沈殿してくるようでして、くまの限界食堂さんは、男爵を使うことをおすすめしていました。調べてみると、でんぷんの含有量が多く、ホクホク食感が特徴の品種は他にも”キタアカリ”や”アンデスレッド”なんかもあるようです♪わたしはもちろん、指定通りの男爵を使ってチャレンジしていますよ。

その他メークインなどを使用する時は、ここで片栗粉大さじ1/2を加えていきます。男爵などでもでんぷんの量が足りない場合は、じゃがいもを2〜3かけすりおろして入れることをおすすめしていますよ。

じゃがいもをカットしている時点ではでんぷんがうるうる出ていたので期待をしたものの、時間を指定の倍置いてもあまり出てこず(涙)。動画ではでんぷんが思うように出ない場合は、何かけかすりおろしたり、片栗粉を加えたりするといいと言っていました。なので、わたしはじゃがいも1かけをすりおろし、片栗粉1/2(分量外)を加えました!ここは、餃子の羽根の要領で自分で調整出来る部分とのことです。

3.油を入れて、火にかけていく。

油を入れて、中火で火にかけます。この時、少し隙間をあけてフタをしておきます。グツグツ沸騰してきたら、弱火に切り替えていきます。強火だと温度ムラが発生しドロっとした部分と焦げてしまう部分が出来てしまうことがあるので、弱火にすると失敗が少なくなるのだそう。ちゃんと作れるようにアドバイスを重ねてくれる、くまの限界食堂さんのやさしさを要所要所に感じます。

4.でんぷんと油の入った水の泡が大きくなってきたら、フタをはずし焼き上がりまで待つ。

この時点ですでに、食欲をそそる香ばしい香りが漂ってきます。焦げてしまわないか少しドキドキしますが、待ち加減は出来上がりのカリカリ度を左右しますので焦らず我慢我慢♪

10分くらい経つと水分が飛び、茶色く色づきカリカリとしてくるまで待ちました。(もう少し濃いめの茶色になるくらい待ってもよかったかも。勇気が足りませんでした…!)

焼き上がりはこの通り♡まるで羽根つき餃子のルックスがたまらない!熱いうちにお塩適量(分量外)をふりかけて、完成です。

ザックザクでほっくほく♡フライドポテトとポテトチップの両面を併せ持つ新しい料理!

食べてみると、サクを超えてザクザク食感の羽根とホックホクのじゃがいもの食感が楽しめます。弱火でじわじわと火を通したためか、じゃがいもの味が濃く感じる!不思議と羽根の部分からもしっかりとじゃがいもの味がして、食感も相まって塩味のポテトチップスのような味がします。フライドポテトとポテトチップスの両方を食べているかのような感覚。一石二鳥、棚からぼた餅!はふはふと熱々を食べるのが幸せですが、火傷には気をつけてくださいね!

これは間違いない相性♡イタリアン風にアレンジ!

チーズをかけて乾燥バジルをパラリと振ってイタリアン風にアレンジ。じゃがいもととろ〜りチーズが合わないわけないです!これは相当おいしいです(笑)。

他にもいろいろとアレンジが楽しめそうですよね♡ 

期待以上の満足度でした。このじゃがいも料理はもはや、新しい料理ですね。

通常のフライドポテトと比べて油を少ししか使わないのでヘルシーな上に簡単だなんて。

フライドポテトはこれ一択でいいのではと思ったほど!

ほとんど待つだけ!これは簡単すぎるでしょ!

ぜひチャレンジしてみてくださいね。


じゃがいもを皮ごと食べる際の注意点

じゃがいもには、炭水化物やビタミンなどの栄養が豊富な反面、微量の天然毒素が含まれます。食中毒を防ぐために以下の点に注意してください。

1. 緑色に変色していたり、芽が出ていたりするじゃがいもはその部分を含めて大きめに取り除きます。全体に緑色だったりあちこち芽が出ていたりする場合は、食べないようにしましょう。

2. 体の小さな子どもは、大人より食中毒になりやすいので、皮つきのじゃがいもを食べさせないようにしましょう。

3. 皮つきのじゃがいもを大量に食べないように注意しましょう。

4. じゃがいもを買ったら長期保存せず、できるだけ早く食べるようにしましょう。

5. 家庭菜園や学校などで栽培したじゃがいもは、かならず皮を剥いてから食べましょう。

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あたらしい日日
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世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
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