【大原千鶴さん直伝】高級ホテル級「ふわとろオムレツ」作るコツは三つ!1にオリーブオイル、2に牛乳、3は…

【大原千鶴さん直伝】高級ホテル級「ふわとろオムレツ」作るコツは三つ!1にオリーブオイル、2に牛乳、3は…

ホテルや旅館などの朝食で出てくるオムレツって、ほんっっっとにおいしいですよね~。あのふわ~りとトロ~リが合わさった極上の食感、まさに幸せの味。すみません、鼻息が荒くなってしまいました(笑)。あの味をおうちでも再現できないかなと思っていたところ、人気の料理研究家・大原千鶴さんが著書『とびきりおいしい卵料理』から目ウロコのレシピをこっそり教えてくれました!なんでもコツが3点あるんですって。一体それは…?

【シェフの裏ワザ】ホテルの「オムレツ」に挑戦♪3つの鉄則を守れば…ホントに出来た⁉もちっ&とろ~♡

家で作れると、幸せ♡「ふわとろオムレツ」

大原千鶴さんから教わった、ふわとろの極上オムレツを作る3つのコツとは…

1.バターの代わりにオリーブオイルを使うこと。
2.生地に牛乳を入れること。
3.白身のかたまりがなくなるように切るように混ぜること。

以上の3点です。
とてもシンプルですが、このコツによって一体どんなお味に仕上がるのでしょうか。
ワクワクで作ってまいりましょう。

【材料】(1人分)
卵…3個
牛乳…大さじ1
塩…ひとつまみ
オリーブオイル…小さじ2

【作り方】
1.卵はボウルに入れ、よく溶きほぐす。

卵全体を箸で持ち上げながら、白身のかたまりがなくなるまで切るように混ぜます。
わたしは泡立たないように気をつけながら、4分程混ぜました。

2.牛乳と塩を入れてさらに混ぜる。

3.フライパンにオリーブオイルを弱めの中火で熱し、2の卵液を一気に流し入れる。

フライパンは直径20cmくらいのものがおすすめだそう。温度が高いとふちが焦げ卵液がすぐにかたまるので、軽くジューという音がする程度の温度で焼いてくださいね。

4.フライパンをゆすりながら箸で、スクランブルエッグを作るイメージで素早く全体を絶えずかき混ぜる。

5.半熟になったら、すぐに火から外しフライパンをゆすりながら、ヘラで2つに折るようにして端に寄せ、形を整え完成。

シンプルなのに絶品♪ 卵って、こんなにおいしいんだ!

お皿に盛りつけて、熱々のうちにいただきま〜す。

バターではなくオリーブオイルで焼いているので、あっさりした味わい。生地に入れた牛乳が、トロふわな食感を演出しています。卵そのものを感じられる、上質なお味にうっとり。わーい、これこそ、わたしが求めていた高級宿の朝食の味です♪

3つ目のコツ、卵を白身のかたまりがなくなるまで切るようによく混ぜたことでとってもなめらかな舌ざわり。ちょっとした手間で仕上がりが断然変わってくるから、驚きです。

”卵ってこんなにおいしいんだ”という静かな感動が味わえるシンプルな「ふわとろオムレツ」、みなさんもぜひ作ってみてくださいね。

大原千鶴さんの著書『とびきりおいしい卵料理』には、これ以外にも卵を使用した王道のレシピや思わずこれ作ってみたい!と思う魅力的なレシピが沢山あります。
今回作ったふわとろオムレツに合うおすすめソース4種も紹介されていますので、ご興味のある方はぜひそちらもご覧ください。

大原千鶴さん

料理研究家。京都・花脊の料理旅館「美山荘」を生家として生まれる。幼いころから自然に親しみ、食材に触れ、料理の心得を学ぶ。3児を育てながら、料理研究家としての活動をスタート。テレビ、出版、講演など、幅広く活躍。子どもの子育ての経験から、タイムパフォーマンスのよいおいしいレシピと、明るく気さくな人柄が幅広い層から人気を得ている。第3回京都和食文化賞受賞。

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世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
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