ジャニー喜多川氏、芸能界のドンやメディア幹部と「ヤクザごっこ」! 流出動画に元極妻が一言


写真ACより

 今は亡き某指定組織の三次団体幹部の妻だった、待田芳子姐さんが語る極妻の暮らし、ヤクザの実態――。

山口組がハロウィンをやめて5年

 ハロウィンシーズンですが、山口組が近所の子どもたちにお菓子を配らなくなってから5年もたつんですね。

 もともとは三代目山口組・田岡一雄組長(1913-81)の時代に、神戸の外国人の子どもたちが山口組の本家にも(そうとは知らずに)ドラキュラや魔女の格好をして現れ、「Trick or treat!」と騒ぐので、意味がわからずにお小遣いをあげていたのがきっかけだそうで、お菓子を近所の子どもたちに配るようになったといわれています。

 報道によりますと、警察が現認したのは2013年だそうですが、もっとずっと昔からやってたんですよね。15年の分裂でお休みしてて、18年に復活したんですが、そのあとコロナ禍でお休みしてます。 そして、20年に「ハロウィン禁止条例」ができてしまいました。

 兵庫県条例では、「青少年に金品を渡さない」(第21条2項)とされています。「お菓子をくれるやさしいおじさんたち」と見せかけて懐柔するのはケシカランということですね。気持ちはわかりますが、世知辛い気もします。

67歳の「合衆国蛇煮(ジャニー)組総長」

 さて本題です。

 ジャニーズ事務所については、元極妻ごときが申し上げることはないのですが、ついに「あの件」を日刊ゲンダイさんとかが報道したので、満を持して(笑)書かせていただきますね。

 9月27日付の「日刊ゲンダイDIGITAL」が、「ジャニー喜多川氏と“テレ朝の天皇”の親密動画が流出の衝撃」と題して、「ジャニー喜多川氏ら芸能界のドンたちがヤクザの真似事をしている動画」について報じました。

 記事には「この動画は今から四半世紀前のもので、芸能プロの田辺エージェンシー、田邊昭知社長の還暦を祝うために、遊び心でヤクザの盃事を真似した祝いの会が映し出されています。意外だったのが、芸能界やテレビの人間と個人的な付き合いがないと言われていたジャニー喜多川さんが出席していたこと。この祝い事には、ジャニーさんのほかに、“テレ朝のドン”と呼ばれた敏腕プロデューサーの故・皇(すめらぎ)達也(21年3月没)さんが夫婦で参加している姿も見られます」とあります。

 当時は知る人ぞ知るような話でしたが、目くじら立てるヤクザはいませんでしたね。田邊昭知さん(1938-)の還暦のお祝いだそうですから、撮影は1998年、ジャニー喜多川さん(1931-2019)は当時67歳ですね。めちゃくちゃお若く見えます。ネットで検索すると出てきますよ。

 動画では、ジャニーさんが「媒酌人 合衆国蛇煮(ジャニー)組総長」(みんな変な組織名と役職名がついてます)として、口上を述べられています。

 ゲンダイさんは全文を載せてますね。

「ここに謹んで、ケジメの儀をとらさせていただきます。ご列席のご一同様に申し上げます。これより儀式万端相整いました。ケジメの儀、滞りなく行わさせていただきます。私、合衆国蛇煮組総長といたしましては、我が組員による踊り、歌の一曲もご提供すべきところ、木魚、鐘とあまりにも騒々しくご近所様にご迷惑をこれ以上かけちゃ申し訳ないと思い、ご遠慮させていただきます。事を考慮し、わたくしによるケジメのみとさせていただきます。田邊会長の今後ますますのご活躍を念じ、ここにご参列の皆々様のご健勝をお祈り申し上げ、ともに最年長のわたくしとして遅刻したバツとしても、ケジメをご唱和ください。それではお手を拝借」

 神聖な儀式なのに、皆さん笑いながら進めてるとか、女性が列席してるとか、ツッコミどころは満載なんですが、カタギさんなんですから、そんなことはどうでもいいです。

 問題は、98年つまり暴対法(92年)の施行後に撮影されてることでしょう。ふだんは「暴力団排除」を掲げるマスコミや芸能界の重鎮さんたちが、「実はヤクザ大好き」ってことではないですか?

 こんなに好きなのにヤクザを排除するの、なぁぜなぁぜ?

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サイゾーウーマン
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料理や収納など暮らしに関する情報や、芸能、海外ゴシップの最新ニュースを連日発信中。ほかにも、皇室や女子刑務所のウラ話、万引きGメンの現場レポなど、個性豊かなコラムも展開。ほかとは異なる切り口で、女性の好奇心を刺激する記事をお届けします。
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