新NISAの口座はどう作る?初めての人は、早めに今から手続きの準備を!

新NISAの口座はどう作る?初めての人は、早めに今から手続きの準備を!

2024年から始まる新NISAについて、あちこちで話題になっているのを耳にすることが多いはず。制度の内容はいろいろと聞く機会があるけれども、始めるための手続きはわからない人も多いのでは? そこで、新NISAを2024年のスタート時から使いたい場合の準備について、ファイナンシャルプランナーの佐藤さんが解説。

NISA口座を持っていて来年から金融機関を変えたい方は変更手続きが必要

すでにNISA口座を持っている人はどうしたらいい?

「現在のNISA口座を持っている金融機関で新NISA口座を開設したい場合は、自動的に口座開設が行われますので、新たな手続きは不要です。一方、新NISAを現行のNISA口座を持っているところとは別の金融機関に変えたい方は、前述の変更手続きが必要です。この場合も、もちろん余裕をもって手続きをすることが必要です」(佐藤さん)

金融機関を変更したら今のNISA口座はなくなってしまう?

「現行のNISA口座は来年以降も継続して非課税で利用できます。例えば、2023年につみたてNISAで40万円分の投資信託を購入している場合、20年後の2042年まで非課税で持つことができます。これは、新NISAから金融機関を変更した人であっても、そうでない人であっても同じです。ですので、現行NISAは2023年が終わるまでにできる限り利用して、新NISAはまた新しい非課税枠で2024年から新規の投資ができますので、安心してください」(佐藤さん)

教えてくれた人

佐藤彰(さとうあきら)さん

佐藤彰コーチングFP事務所代表。
ファイナンシャルプランナー。証券会社の人材育成部門を経て独立。金融商品や保険を販売しない独立系FPとして活動。FP以外に米国のコーチ資格を持っており、お金だけでなく、こころにも配慮した対応を大事にしている。個人の方向けの相談・セミナー業務に加え学生向けの金融教育および企業研修にも取り組む。2023年1月に『“こわい”がなくなる投資1年生の教科書――マネトレ投資法で始める資産形成』を出版。

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