年賀状の発行枚数は減少傾向ですが…
日本では“当たり前”の風習といっても過言ではない年賀状。多くの人が実際に書いたことがあったり、もらったことがあったりするはず。
しかし近年、年賀状の発行枚数は減少しており、日本郵便が2019年9月2日に発表した情報によると、2020年用年賀葉書の当初発行枚数は23.5億枚。昨年の24億枚よりもさらに減っています。
しかし、友人や親戚、上司、取引先など、日ごろからお世話になっている方に年賀状を出す予定の人は多いはず。準備するのにはそれなりの時間がかかってしまうので、ミスは避けたいですよね。年賀状を書き始める前に、基本をおさらいしましょう。
年賀状はいつまでに投函する?
年賀状は元旦に届くようにしたい。そう考える人が多いと思いますが、いつまでにポストに投函すれば元旦に届けられるかご存知ですか? 人によっては元旦を多少過ぎても問題ないと思うケースもあるかもしれませんが、一定期間を過ぎてしまうと年賀状ではなく、「寒中見舞い」に切り替えなくてはなりません。年賀状の歴史とともに、基本をチェックしましょう。
≫知って損ナシ!年賀状の基礎知識
「賀正」と「謹賀新年」の使い分け、できている?
年賀状には、「賀正」や「迎春」「謹賀新年」「恭賀新年」などの賀詞を使うことが一般的ですが、じつはこれには注意が必要です。上司などの目上の方に送る年賀状で「賀正」や「迎春」などの言葉を使うのはNG。さらに「忌み言葉」を使用するのも控えなければなりません。ほかにも、まだまだマナー違反になってしまうケースが多いので事前に確認すると◎。
≫やってはいけない、年賀状のマナー
あの年賀状はもらっても嬉しくない?
ママテナでは2017年10月27日~29日の期間で、年賀状に関する独自のアンケート調査を実施しています。
同調査ではさまざまな質問をしており、“実際にもらったことがある”年賀状のなかで嬉しくなかったものを聞いています。結果は以下のとおり。
5位:お年玉がついていない種類の年賀状
4位:「マイホーム購入した」など自慢が入っている年賀状
3位:既製品の年賀状
2位:既製品ではないがすべて印刷で作られた年賀状
気になる1位と詳細は…?
≫【やりがち注意】もらっても嬉しくない年賀状ランキング!1位は○○
年賀状の基本とマナーを身に付けて、相手から喜ばれる年賀状を用意しましょう!
(文・奈古善晴/オルメカ)