きれい好きの義母が1日2回「洗濯機」を回します。1回と比べて水道代と電気代はどのくらい高くなりますか?

家庭によっては、一日に何回か、洗濯機を回すところもあるでしょう。その場合に心配になるのが、水道代と電気代です。
 
そこで今回は、洗濯にかかる水道代と電気代について解説します。「ドラム式洗濯機」と「タテ型洗濯機」の両方の費用をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

1回の洗濯にかかる水道代と電気代

洗濯機には「ドラム式」と「タテ型」の2種類があります。タイプによって、使用する水量や消費電力量が異なります。

 

まずはタイプ別に、1回の洗濯にかかる水道代と電気代を見てみましょう。

 

表1

 

 

※シャープ株式会社「洗濯乾燥機の選び方ガイド」を基に筆者作成

 

「ドラム式」のほうが、1回当たりの水道代と電気代は安く済むことが分かりました。特に乾燥まで済ませた場合の電気代は、ドラム式とタテ型で大きな差が見られます。

 

製品や洗濯物の量によってもかかる費用は異なりますので、目安として参考にしてください。

 

月の平均水道代と電気代とは?

前述のデータを基に、1回の洗濯にかかる水道代と電気代を合算すると、ドラム式が22円、タテ型が33.5円です。一日に2回洗濯機を回した場合(洗濯のみ)、1ヶ月当たりの水道代と電気代は、以下の金額になります。

 

【ドラム式洗濯機の場合】

●水道代:1182円

●電気代:138円

合計:1320円

 

【タテ型洗濯機の場合】

●水道代:1806円

●電気代:204円

合計:2010円

 

一日に2回洗濯しても、かかる費用は40~70円ほどであり、洗濯物の量が少なければ、その分、使用する水量が減るため、コストは下がるでしょう。

 

ただし、乾燥まで済ませるとなると、電気代が増加するため、注意が必要です。タテ型洗濯機でも、乾燥まで対応可能な製品もありますが、ドラム式と比較して、電気代は約50円/回の差が生じます。

 

乾燥機能を使う頻度の高い家庭は、ドラム式洗濯機のほうがよいでしょう。

 

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