債務整理とは?手続きやメリット・デメリットについて解説

債務整理とは?手続きやメリット・デメリットについて解説

3、債務整理の影響

債務整理を行うと、下記のような影響が生まれます。

信用情報機関(ブラックリスト)への追加
官報公告
保証人への影響
一部職業の制限

どのような影響なのかを、詳しく知ったうえで債務整理を行うか判断しましょう。

(1)信用情報機関(ブラックリスト)への追加

債務整理を行うと、その結果は信用情報機関に登録されます。

これは、自己破産、個人再生、任意整理の全ての手続きに共通する事実です。

また、一定期間、新たなクレジットカードの作成や借入れを制限する役割を果たします。

具体的には、自己破産や個人再生を行った場合、約5年から10年間、任意整理を行った場合には返済期間中及び完済から約5年間、新たな借入れが制限されます。

しかし、この情報は債務整理を行った本人にのみ関連し、家族の信用情報には影響を及ぼしません。

(2) 官報公告

官報公告は、自己破産や個人再生などの債務整理手続きを行った際に、その事実が公に知らされる手段の一つです。

具体的には、国が発行する「官報」という機関紙に、手続きを行った者の氏名や住所などの情報が掲載されます。この公告は、債務整理手続きの公正性や透明性を保つためのものであり、手続きを行った者の情報が一定期間、公に知られることとなります。

(3)保証人への影響

債務整理を行うと、保証人にも影響が出ることがあります。

債務者が返済できなくなった場合、保証人がその責任を負うことになります。

しかし、債務整理を行うと、保証人に対する債務返済の責任が軽減される可能性があります。

債務整理の種類によっては、保証人への影響が異なります。

例えば、自己破産や個人再生の場合、債務が免除されるため、保証人への返済義務も消滅します。

しかし、任意整理の場合、保証人への返済義務が残る可能性があります。

保証人への影響を最小限に抑えるためには、債務整理の手続きを進める前に、専門家と相談することが重要です。

(4)一部職業の制限

債務整理の一種である自己破産を行うと、一部の職業に制限が生じることがあります。

制限が生じる職業は以下のとおりです。

金融関連職
弁護士・司法書士
公務員
警備員
保険外務員など

(5)債務整理が家族に与える影響

債務整理は借金問題の解決策ですが、その影響は個人だけでなく、家族にも及ぶ場合があります。

特に、自己破産や個人再生などの手続きでは、同一家計の収支について全体を裁判所に報告する必要があります。

ただし、債務整理による信用情報への影響は債務整理を行った本人に限定され、家族の信用情報には影響を及ぼしません。債務整理を考える際は、これらの影響を理解し、適切な対策を講じることが重要です。

4、 債務整理の相談ならベリーベスト法律事務所

借金問題に直面したとき、専門的な知識と経験を持つ弁護士に相談することは非常に重要です。

そのような時に頼りになるのがベリーベスト法律事務所です。

ベリーベスト法律事務所には、債務整理に関する豊富な経験と知識を持つ弁護士が在籍しており、個々の借金問題に対して最適な解決策を提案し、手続きを円滑に進めることができます。

また、個々の借金問題に対して具体的な解決策を提案できます。

任意整理、個人再生、自己破産など、さまざまな手続きの中から、1人1人に最適なものを選択します。

また、下記のような特徴を持ち合わせています。

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