【志麻さんレシピ】茄子でスイーツ♡「なすのタルトタタン」に挑戦♪キャラメリゼすると…茄子がフルーツ⁉

【志麻さんレシピ】茄子でスイーツ♡「なすのタルトタタン」に挑戦♪キャラメリゼすると…茄子がフルーツ⁉

秋もおいしいなすが出回っていますよね。ちょっと変わったなすのレシピはないかなと探していたら、バラエティ番組『沸騰ワード10』の公式サイトのレシピ欄にタサン志麻さんの「なすのタルトタタン」が掲載されていました。なすをスイーツに使っちゃうの⁉とかなりの衝撃が…。でも伝説の家政婦の異名を持つ志麻さんのレシピなので、きっとおいしいはず。なすをおかずにしようと思っていましたが、今回はスイーツに変身させてみます!

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キャラメリゼしたなすがポイント!「なすのタルトタタン」を作ってみた!

【材料】(4~6人分)
なす…3本 ※今回は長なす290g使用
有塩バター…50g 
砂糖…大さじ3
冷凍パイシート…1枚 

1.なすを厚めの輪切りにし、水に晒してアクを抜きます。

輪切りの厚さはレシピに書かれていなかったので、今回は2cm厚さでカット。水に晒したら水気をしっかりと拭き取っておきました。

2.フライパンにバターと砂糖を入れて中火で溶かし、なすを並べて両面に焼き色が付くまでしっかりと焼きます。

バターと砂糖が溶けてから、なすを並べます。中火で片面4分ずつ焼きましたが、焼き色が薄かったので適当にひっくり返しながら焼きました。

13分くらいかけて焼くと、表面がこんがりとしました。ただ、砂糖が徐々にキャラメル状になってしまうので、気になる方は早めに火を止めた方がよさそうです。筆者はキャラメル風味が強くなりそうだと思ったので、砂糖が苦くならない程度に焼きました。

3.耐熱容器に2のなすを敷き詰め、半解凍にしたパイシートをかぶせます。

キャラメリゼしたなすがくっつかないように、耐熱容器にバターを薄く塗っておきました。

今回は直径18cmの耐熱容器を使いましたが、いい具合になすがすべて入りました。

半解凍にしたパイシートを乗せると、余分な部分が立ち上がった状態に。

タルトタタンはひっくり返してお皿に乗せるので、余分な部分はカットして別に焼くことにしました。

通常パイを焼くときは卵黄を塗ってツヤ出しをしますが、今回はパイが底になるので、卵黄を塗る工程がなくて楽です♪

4.200℃に予熱したオーブンで30分ほど焼きます。

なすはすでに火が通っているので、パイに焼き色が付いたら火入れは十分。今回は22分でこんがりと焼けたので、取り出すことに。


粗熱を取り、お皿をかぶせます。そこに耐熱容器ごとひっくり返して、「なすのタルトタタン」を盛り付けたら完成です!

なすがほんのり甘くてとろっとろ♡洋ナシや桃のコンポートを思わせるパイに

『沸騰ワード10』の公式サイトで見つけた、タサン志麻さん考案の「なすのタルトタタン」が完成しました♪

耐熱容器にバターを塗ったおかげで、ひっくり返した時もスムーズにパイが外れましたよ。今回は容器からはみ出た生地も一緒に焼いたので、三角に膨らんだパイも一緒に添えました。

輪切りのなすが、やわらかくてとろっとしていそうなのが見て取れます。パイの香ばしい香りが際立ち、キャラメルっぽい香りはあまりしませんよ。

1/4程度にカットした「なすのタルトタタン」です。底のパイ生地は薄く、側面はふっくらと焼けました。なすはキャラメリゼした時とほぼ変わらない姿です。

一体どんな味なのでしょう?なすを食べてみると、思ったほどキャラメルっぽい味はせず、ほんのり甘くてとろっとしています。皮に少しだけなす特有のえぐみを感じますが、これはなすの個体差によるかも。

食感は煮浸しのなすのような、とろとろ具合。ほんのり甘くてとろっとしているところが、洋ナシや桃のコンポートを連想させますが、形が輪切りのなすなので、なんだか不思議な感じです。

パイはサクッと香ばしく焼けているので、とろっとしたなすとのコントラストがいいですよ。

なすをフルーツのように使うアイデアに脱帽!なすと砂糖の甘さは相性よし

初めて食べた「なすのタルトタタン」でしたが、とろとろ食感とほんのり甘いなすは、和食の「なすの煮浸し」を思い起こさせました。

和食でも、なすは砂糖やみりん、しょうゆで甘辛く味付けるので、砂糖とバターで甘く味付けするのも不思議ではないなと思います。

最初はなすをキャラメリゼしちゃうの⁉と驚きましたが、食べてみると、タサン志麻さんはなすをフルーツ感覚で使っていたのだろうなと想像出来ました。

驚きのスイーツですが、キャラメリゼしたなすに冷凍パイシートを被せて焼くだけなので、パイやタルトの作り方にしてはかなり簡単ですよ。

もしかして「なすの煮浸し」でもおいしく作れるのではないかな?と思った筆者。甘いなすは日本人の味覚に合いそうですよ。気になった方はぜひ作ってみてくださいね。

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世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
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