具ナシだから研ぎ澄まされる!ケチャップ×ソースをバターで焼き付ける芳醇♡絶品「虚無オムライス」【リュウジレシピ】

具ナシだから研ぎ澄まされる!ケチャップ×ソースをバターで焼き付ける芳醇♡絶品「虚無オムライス」【リュウジレシピ】

やる気がさっぱり出ない”虚無”なときでもパパッと作れる、料理研究家リュウジさんの「虚無シリーズ」。本日はその中から1皿わずか80円で作れるという鬼コスパ飯「虚無ライス」を作ります。簡単に言うと、具のないオムライスですって(笑)。鶏肉や玉ねぎ、ピーマンなどを入れずとも「オムライスはここまでうまくなる!」と胸を張る、リュウジさんの自信作。調味料以外の材料はご飯と卵だけ。つまり、包丁もまな板も使わないのです♪

リュウジさんがやけくそで作った「虚無ステーキ」に挑戦♪挽き肉を固めた⁉それでもしっかりステーキだった件


1万いいね!がついたリュウジさんの「虚無ライス」とは?

「虚無ライス」を紹介しているリュウジさんのポストはこちら。


ポストには「安定の美味しさでした!」「すぐできて美味しかったです」「虚無ライス、無心で食べられました!」「子供たちに大好評でしたよ」「失敗がなさそうでいい♪」「安い材料で美味しく出来るのはいいですよね」といったコメントが届いていましたよ。

また、「虚無ライス」の作り方を紹介しているリュウジさんのYouTubeチャンネルでは、137万回再生もされていて、かなりの人気レシピのようです。

では、作ってみましょう!

信じられないほどウマい鬼コスパ飯「虚無ライス」を作ってみた!

材料と作り方はこちら。

【材料】1人分
温かいご飯…200g
卵…2個
ケチャップ…大さじ3
コンソメ(顆粒)…小さじ1/3
水…大さじ1
バター(ご飯を炒めるとき用)…5g  
バター(卵を焼くとき用)…5g
サラダ油…小さじ1
塩…適量
こしょう…適量 

◆オムライスにかけるソース
ケチャップ…大さじ1と1/2
ウスターソース…小さじ1/2

◆彩り
乾燥パセリ…適量

【作り方】
1.卵をボウルに割り入れ、水、塩、こしょうを入れて混ぜます。

2.オムライスにかけるソースを作ります。

器にケチャップ(大さじ1と1/2)とウスターソースを入れて混ぜます。

3.フライパンを火にかけ、ご飯を炒めるとき用のバターとケチャップ(大さじ3)を入れて、煮詰めます。火加減は言っていなかったので弱めの中火にしました。

ケチャップをしっかり加熱し、酸味を飛ばして、甘味と旨味だけを残します。

水分が飛んで、ペースト状になればOK。今回は3分ほど加熱しました。

4.3に温かいご飯とコンソメを入れ、炒めます。火加減は中火にしました。


ケチャップとご飯が混ざったら、お皿に盛り付けます。

5.4で使ったフライパンを洗わず、そのまま使って、スクランブルエッグを作ります。

フッ素樹脂加工のフライパンなので、洗わずともこんなにきれい。ご飯がケチャップを根こそぎ絡めとってくれました(笑)。

フライパンにバター(卵を焼くとき用)とサラダ油を加え、熱します。フライパンが温まったら火加減を弱火と中火の間くらいにして、1を入れます。

菜箸などでかき混ぜ、半熟のスクランブルエッグを作ります。

6.5を4にのせ、2をかけ、乾燥パセリを振って出来上がり。

調理時間は5分。あっという間にできました。

包丁とまな板を使って具材を切らなくていいので、めちゃめちゃラクです。パパッと済ませたい、ひとりのお昼ごはんにもぴったり♪

では、いただきます!

おおおっ、めちゃうまーーーーー!!!!具がなくても完璧なオムライス…というか、具はいらないと思うほど、完璧。余計なものをそぎ落とし、オムライスを極めたかのような、究極のオムライス。なにかを加えたり、減らしたりする必要はない完璧な味です。脱帽です、リュウジさん(笑)。

今、お腹がペッコペコなので感動もひとしおなのかも。テンションもおかしなことになっています(笑)。

バターとケチャップを最初にしっかり炒めたことが最大のポイントかなと思います。ケチャップの酸味が取れ、甘味と旨味だけが残り、そこにバターのコクが加わって、奥深い味わい。コンソメでキリッと味がしまっている感じもします。レストランで食べる高級なオムライスの風格さえ漂っています。

スクランブルエッグは、ちょっと火が入りすぎた感はありますが、ふわふわです。卵にもバターのコクが効いているのでご飯と一緒に食べると味に厚みが出て、最高。さらに、ウスターソースとケチャップのコク旨ソースが加わると、味がより複雑になって、厚みが増します。

野菜などの具を入れてないのに物足りなさを感じないのは、野菜の旨味がたっぷりつまったウスターソースとケチャップを使い、そのポテンシャルを最大限に活かして作っているからかなと思います。

特別な調味料を使うわけでもなく、コトコト時間をかけて煮るわけでもなく、家にあるごくごく普通の材料でこんなおいしいオムライスができるなんてびっくり。健康のことを考えると野菜とか入れたくなるけれど…。

ズボラなわたしには、包丁もまな板も使わず、フライパン1個で作れるところもポイント高いです。

想像以上においしい、リュウジさんのシンプルイズベストな「虚無ライス」。作ってみてはいかがでしょう。

関連記事:

配信元

あたらしい日日
あたらしい日日
世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。