
『FRIDAY』は12月2日(金)発売号で、成宮が自宅でコカインを使用しているかのように見える写真を掲載。成宮の親友であり薬物の調達を任されていたというA氏の証言も合わせて紹介したが、この時点で成宮の所属事務所は「事実無根」とし、発売元の講談社を訴える強気な姿勢を見せていた。
だが同誌は12月9日(金)発売号で、再びA氏の証言と成宮の肉声データを掲載。成宮がどのようにコカインを入手しているのか、その詳細をリアルに綴り、コカインの隠語でもある「チャーリー」というワードを使ってA氏に購入を要求したと報道した。
これらの記事を受けた成宮は、すぐさま芸能界引退を決意。9日(金)に「心から信頼していた友人に裏切られ複数の人達が仕掛けた罠に落ちてしまいました。この仕事をする上で人には絶対知られたくないセクシャリティな部分もクローズアップされてしまい、このまま間違った情報が拡がり続ける事に言葉では言い表せないような不安と恐怖と絶望感に押しつぶされそうです。今後これ以上自分のプライバシーが人の悪意により世間に暴露され続けると思うと、自分にはもう耐えられそうにありません。今すぐこの芸能界から消えてなくなりたい」と直筆で綴った手紙をマスコミ宛てにFAXした。
はたして黒なのか白なのか。手紙からは明確な回答は得られず、ファンのモヤモヤは解消されないまま引退となってしまった成宮。その後の続報として、一部スポーツ紙では彼が9日(金)に東南アジアに渡ったと報道。「新しい仕事がしたい」と周囲に語っていたとも伝えている。
母子家庭で育ち、14歳で母親を亡くした成宮は6歳年下の弟を育てるため、17歳で芸能界入り。その後の活躍で、最愛の弟を有名私大に進学させることができたという。まさに芸能界きっての苦労人といえ、その演技力から俳優としての評価も高かったが、さすがに今回の試練は乗り切ることができなかったようだ。
(文/タカザワ紅緒)
成宮寛貴 | TOP COAT

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