第1回「宝石検定」のオンライン開催決定。想定問題にトライすると宝石が当たる企画も

日本宝石協会は、宝石への理解をより深めるための知識を問う「宝石検定」を、2024年11月10日(日)にオンラインにて全国一斉開催する。

オンライン検定運営は日販セグモが担当。不正防止システムを導入することで、自宅のパソコンやタブレット、スマートフォンを使用し、全国どの地域からも公平・安心に受検が可能だ。

また、開催発表記念企画として、11月10日(金)より、想定問題に無料エントリーすると抽選で宝石が当たる「宝石検定トライアルキャンペーン」を開催する。

第1回「宝石検定」は3級・2級を実施予定

「宝石検定」は、学習・試験を通じて、宝石の正しい知識と学びの楽しさを広めることを目的としている。受検者は、宝石にまつわる科学、地理、文化、歴史についてはもちろん、結晶としての性質や色彩など、新しい知識と出会うことができる。

階級は全4階級を予定しており、第1回は3級・2級を実施予定。2024年6月に受付開始予定で、受検料(予価)は、3級が5,500円(税込)、2級が7,700円(税込)、2階級併願が12,100円(税込)だ。試験詳細および合格特典については2024年初頭に公式HPにて発表される。

なお、2024年6月頃に、公式テキスト・参考書『宝石検定3級・2級公式オンラインテキスト』が発売予定だ。

3級の例題

3級は、宝石の種類や特徴等の基本的な知識をひととおり習得している基礎レベル。例題として「アクアマリン、エメラルド、ヘリオドール、モルガナイトは、色合いの異なる宝石ですが、同じ種類の鉱物です。その鉱物名は何でしょう?」というものがある。

選択肢は①トルマリン ②ダイヤモンド ③ベリル ④ガーネットの4つ。

答えは③ベリル。緑柱石とも呼ばれるベリルは、様々な色合いを持つ鉱物で、その色によって宝石名が異なる。青色はアクアマリン、緑色はエメラルド、黄色はヘリオドール、ピンク色はモルガナイトと呼ばれている。

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